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日時 令和2年11月26日(木)10:30~11:50 |
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場所 財務省 国際会議室 (オンライン開催) |
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内容 1.最近の国債市場の状況と今後の運用見通しについて 〈参加者からの主な意見〉 ・マイナス金利を購入するというインセンティブはないので、現状のイールドカーブであれば、10年債以降、特に20年債が運用の中心となってくる。 ・生命保険会社のALM上の観点から超長期ゾーンへのニーズは引き続き非常に強くあり、一定の投資は継続していく予定。 ・短期ゾーン、中期ゾーンについては、担保確保のニーズが足元も継続している。 ・10年債以上の国債については、キャリーとロールダウン効果により妙味があるものについて投資を行っている状況。 ・10年債以下の国債金利については、日銀買入オペ等を背景として非常に安定して推移している。 ・現在は、ある程度のスプレッドがとれる外債を中心に運用しているが、今後短期ゾーン等もプラス金利となった場合は、より安全で流動性の高い日本国債運用に戻すと思う。 ・金利正常化局面で超長期ゾーンに投資する必要がなくなるのであれば、長期ゾーン、中期ゾーンへの投資に戻したい。 ・来年度の発行計画に関して、今年度の第3次補正の状況にもよるが、大きく増額しないのがベストだと考える。 ・今後の借換債発行額を抑え、発行総額を縮小させていく観点からは、短期国債の整理が進んでいくことを期待したい。 ・今後、長期的には、財政健全化の観点や市場との対話を踏まえた国債発行という観点から発行年限構成を決めていくべきであり、イールドカーブ・コントロール対象の10年以下ゾーンへの依存からの脱却を行う必要があるのではないか。 |
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問い合わせ先
財務省 理財局 国債業務課 市場総括係
電話 代表 03-3581-4111 内線 5700
電話 代表 03-3581-4111 内線 5700