独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合 議事要旨
1 日 時 令和7年9月18日(木)16:00~18:00 2 場 所 財務省国際会議室(本庁舎4階)/オンライン 3 出席者 (委員)飯島奈絵、後藤嘉代、齊藤貴浩、宮本香、米原あき、若杉聖子(敬称略) (財務省)理財局 中西国庫課長、梅村通貨企画調整室長、池田総括補佐、田上国庫課課長補佐 (造幣局)平井理事長、村上理事、佐藤理事、谷口理事、原村総務部長 4 議題 (1)独立行政法人の業務実績評価に関する有識者会合について(財務省説明) (2)独立行政法人造幣局の業務実績に関する評価について ◯令和6年度の業務実績及び自己評価(造幣局説明) ◯令和2年度から令和6年度までにおける業務運営の効率化に関する自己評価(造幣局説明) 5 議事概要 (1)座長の互選が行われ、齊藤貴浩委員が選出された。 (2)独立行政法人造幣局から令和6年度の業務実績等が報告され、その後、財務省理財局から主務大臣による評価(案)の説明が行われた。 (4)委員からの主な意見等は以下のとおり。 ○「コンプライアンスの確保」について、引き続き、風通しの良い職場環境の構築に向けて取り組んでいく必要がある。また、コンプライアンス研修等を徹底していても不正事案の起こる可能性がゼロではない中で、公益通報制度の職員への周知徹底等、職員が声を上げやすい職場づくりを行っていくことが重要である。 ○「職務意識の向上・組織の活性化」について、造幣局職員が部門を超えて組織の役割や、目的、取り組むべきこと等を話し合うワークショップのような場を設けると、更なる組織改善に繋がるのではないか。また、長期ビジョン及び実現に向けたロードマップを作成し、これらを現場に周知するキャラバン活動は非常に良い取組みであり、造幣局職員のモチベーション向上に繋がることから、引き続き取り組んでいただきたい。 ○「業務の効率化」について、効率化に向けて造幣局が着実に取り組んでいることは理解できた。他方、経費率について、5年毎の業務運営の効率化に関する評価の中で評価指標としているものの、毎年度の評価では参考指標としている。経費率は重要な定量的指標であるため、評価項目としての位置付けや比較対象期間についてよく検討いただきたい。 ○「貨幣の研究開発」、「勲章等及び金属工芸品の製造等」についてはいずれも達成しているものの、「財務大臣の定める製造計画の確実な達成」を含む6項目がC評価であることを踏まえ、総合評定C評価は適当と考える。 ○業務運営の効率化に向けて取り組んでいること等を踏まえ、B評価は適当と考える。
|