独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合 議事要旨
1 日時 令和5年7月18日(火)10:02~11:33 2 場所 財務省国際会議室(本庁舎4階)/オンライン 3 出席者 (委員)遠藤尚秀、尾崎雅俊、齊藤貴浩、佐藤友美子、鈴木不二一、高井節子、牟田博光、若杉聖子(敬称略) (財務省)理財局 山川国庫課長、奥村通貨企画調整室長、青山国庫課課長補佐 (造幣局)後藤理事長、河東理事、谷口理事 4 議題 (1)財務省理財局説明 (独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合について) (2)令和4年度の業務実績に関する評価 〇令和4年度の業務実績及び自己評価の説明(造幣局から説明) 〇令和4年度の業務実績に関する主務大臣による評価(案)の説明 5 議事概要 (1)独立行政法人造幣局から令和4年度の業務実績等が報告され、その後、財務省理財局から主務大臣による評価案の説明が行われた。 (2)質疑が行われたのち、主務大臣による評価案について、項目別評定及び総合評定案ともに妥当であるとの意見で一致した。 (3)委員からの主な意見等は以下のとおり。 〇独立行政法人である造幣局の広報活動は、一般的なマーケティングというよりも、パブリックガバナンスの観点から国民への説明責任を果たすために行うべきものであるため、財務大臣の評価においてそうした観点を意識すべきではないか。 〇キャッシュレス化等に伴い今後国内貨幣の需要が減少していくことが予想される中において、2件の外国貨幣受注案件の入札に参加したものの、価格競争の面で受注には至らなかったことについて、価格競争力で不利であってもデザインや品質等により受注を勝ち取れるよう、技術等を磨いていくことが重要であると考える。 〇新たな顧客層を開拓するための貨幣の販売事業の評価について、独立行政法人である造幣局としては、実施した複数の取組みを例示するほうが望ましいのでないか。 〇光熱水道費や物価高の影響から経費率の項目が目標未達になっている。昨今の情勢変化を考慮すると、前例踏襲せずに事業環境を踏まえた目標を設定すべきである。
財務省理財局国庫課通貨企画調整室通貨調整係 |