独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合 議事要旨
1 日時 令和4年7月22日(金)14:06~15:39 2 場所 財務省国際会議室(本庁舎4階)/オンライン 3 出席者 (委員)遠藤尚秀、尾崎雅俊、佐藤友美子、鈴木不二一、牟田博光(敬称略) (財務省)理財局 坂口国庫課長、堀納通貨企画調整室長、横山国庫企画官、松本国庫課通貨企画調整室通貨調整係長 (造幣局)山名理事長、河東理事、村田理事、佐藤総務部長 4 議題 (1)財務省理財局説明 (独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合について) (2)令和3年度の業務実績に関する評価 〇令和3年度の業務実績及び自己評価の説明(造幣局から説明) 〇令和3年度の業務実績に関する主務大臣による評価(案)の説明 5 議事概要 (1)独立行政法人造幣局から令和3年度の業務実績等が報告され、その後、財務省理財局から主務大臣による評価案の説明が行われた。 (2)質疑が行われ、主務大臣による評価案の項目別評定及び総合評定案ともに妥当であるとの意見で一致した。 (3)委員からの主な意見等は以下のとおり。 〇主務大臣評価の総合評定について、コロナ禍が継続する中においても、人員体制を工夫しながら、新旧500円貨幣を並行して製造した点は、総合評定の文言の中で評価してはどうか。 〇「人事管理」について、令和2年度の一般職・研究職の育成方針に続き、技能職の育成方針を策定した点は、職員全体のスキルアップに必要な取組と考える。 〇「労働安全の保持」について、休業4日以上の労働災害2件のうち1件は、作業マニュアルと異なる手順により発生したとのことであるが、ヒューマンエラーは発生するものであるため、マニュアルを改良してはどうか。また、他の1件の転倒事故についても、被災した職員が事前にシミュレーションしていれば回避できたものであり、見学者が巻き込まれた可能性もあることから、各職員に危険予知に係る教育が行き渡るよう取り組んでいただきたい。 〇「業務の効率化」について、設備投資は中長期に渡るものが多く、過度に投資した場合は会計上減損損失を計上することもある。昨今の貨幣流通量の減少を鑑み、今後も設備投資に係る適正な意思決定に努めていただきたい。
財務省理財局国庫課通貨企画調整室通貨調整係 |