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独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合

議事要旨

 

 

1 日時   令和3年7月26日(月)9:5711:49

2 場所   財務省国際会議室(本庁舎4階)/オンライン

3 出席者 (委員)遠藤尚秀、尾崎雅俊、佐藤友美子、鈴木不二一、髙井節子、牟田博光(敬称略)

      (財務省)理財局 西方国庫課長、堀納通貨企画調整室長、梅村国庫企画官、前田国庫課課長補佐

      (造幣局)山名理事長、河村理事、河東理事、村田理事、佐藤総務部長

4 議題   (1)財務省理財局説明

           (独立行政法人造幣局の業務実績評価に関する有識者会合について)

           (2)令和2年度の業務実績に関する評価

                 〇令和2年度の業務実績及び自己評価の説明(造幣局から説明)

                 〇令和2年度の業務実績に関する主務大臣による評価(案)の説明

5 議事概要

(1)座長の互選が行われ、牟田博光委員が選出された。

(2)独立行政法人造幣局から令和2年度の業務実績等が報告され、その後、財務省理財局から主務大臣による評価案の説明が行われた。

(3)質疑が行われ、主務大臣による評価案の項目別評定及び総合評定案ともに妥当であるとの意見で一致した。

(4)委員からの主な意見等は以下のとおり。

〇主務大臣評価の項目別評定及び総合評定は、評価指針で示されている評価基準と整合的であり、妥当である。その上で、「財務大臣の定める製造計画の確実な達成」について、コロナ禍という異常な状況下であっても、操業度の平準化及び製造現場におけるフレキシブルな対応により、所期の目標を達成することができたことを、総合評定の文言の中で評価してはどうか。

〇「コンプライアンスの確保」について、収蔵品等窃盗事件の再発防止に向けて、理事長メッセージの発信やリスク・コンプライアンス委員会においてフォローアップを実施したとのことであるが、造幣局内で定められたルールを実践するためにも、職員一人一人に継続的な意識付けとして届くようなメッセージを考えてもらいたい。

〇「人事管理」について、若手職員の育成について様々な方策が考えられている。今すぐに成果が出るものではないが、今後の成果に期待したい。

〇「外国貨幣等の受注、製造」について、ジョージア国立銀行が主催する同国記念貨幣のデザイン選定に係るコンペで採用されたことは、造幣局のデザイン力を発信できる良いチャンスである。造幣局の将来を考えていく上でも、このようなクリエイティブな活動は積極的に行っていただきたい。

    (以上)



【問い合わせ先】                                                 

 財務省理財局国庫課通貨企画調整室通貨調整係
 TEL 03-3581-4111 (内線25635679)