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独立行政法人国立印刷局の業務実績評価に関する有識者会合

議事要旨

 

 

1 日時   令和5年7月19日(水)10:0011:56

2 場所   財務省国際会議室(本庁舎4階)/オンライン

3 出席者 (委員)石川恵子、伊藤正次、岩村充、内田真人、遠藤尚秀、牛腸ヒロミ、杉浦俊彦、鈴木不二一、田辺国昭(敬称略)

      (財務省)理財局 山川国庫課長、奥村通貨企画調整室長、青山国庫課課長補佐

      (国立印刷局)大津理事長、秋田理事、足立理事、鈴木理事、井出理事

4 議題  (1)財務省理財局説明

  (独立行政法人国立印刷局の業務実績評価に関する有識者会合について)

          (2)令和4年度の業務実績に関する評価

   〇令和4年度の業務実績及び自己評価の説明(国立印刷局から説明)

   〇令和4年度の業務実績に関する主務大臣による評価(案)の説明

5 議事概要

(1)独立行政法人国立印刷局から令和4年度の業務実績等が報告され、その後、財務省理財局から主務大臣による評価案の説明が行われた。

(2)質疑が行われたのち、主務大臣による評価案について、項目別評定及び総合評定案ともに妥当であるとの意見で一致した。

(3)委員からの主な意見等は以下のとおり。

〇独立行政法人である国立印刷局の広報活動は、一般的なマーケティングというよりも、パブリックガバナンスの観点から国民への説明責任を果たすために行うべきものであるため、財務大臣の評価においてそうした観点を意識すべきではないか。

〇ベース・レジストリ事業への取組みについて、官報業務で培ったノウハウを活用し、データベースの構築・管理・運営等に協力していくとのことだが、我が国のデジタル化に貢献する重要な業務と考えられることから、しっかりと取り組んでいただきたい。
〇財務諸表等の公表資料について、PDFに加えてCSVやExcel形式での公表を行うことにより、各種分析への活用もしやすくなるほか、国民への情報開示や業務運営の透明性確保につながるため、前向きに対応していただきたい。

〇「労働安全の保持」について、発生した事故に係る再発防止策を講じるとともに、他の類似工程に対しても再発防止策を展開したことは評価できる。
〇「環境保全」について、様々な施策により資源使用量の抑制や廃棄物排出量の削減等に取り組んだことは評価できる。なお、廃棄物排出量の削減については、取引業者への損紙屑の売払いというこれまでの取組みに加えて、局内における再資源化の研究開発等に取り組んでいただきたい。

 

(以上)

 

【問い合わせ先】                           

財務省理財局国庫課通貨企画調整室通貨調整係

        TEL 03-3581-4111(内線25635679)