「21世紀の資金の流れの構造変革に関する研究会」 -中間論点整理- |
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公的部門による資金調達のサステナビリティ |
○ | 公的部門のISバランスに関しては、仮に潜在的な経済成長が実現されても、相当規模の財政赤字が残るとみられることから、そのマクロ経済への影響と財政赤字のサステナビリティに関して検討を深める必要がある。 | |
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公的部門の資金調達、フロー及びストックの管理のあり方 |
○ |
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現状認識 |
○ | 現状においては、日本の金融市場のリスク配分機能、価格機能は十分に機能しておらず、また、資金余剰下にも拘らずリスクキャピタルが不足している。こうした現状の背景として、不良債権処理、公的部門の関与の高まり、金融機関の貸出行動、キャッチアップ型経済の終焉、等がある。 |
○ | 現在の金融業は、資金の仲介業からリスクの仲介業へ移行しつつあり、また、信用リスク管理のために規模と質的変化を追求している。 |
○ | 金融システム不安に対する緊急非難的措置としての公的部門のリスク負担の代行の拡大については、それにより金融市場におけるプライシングの歪み が発生しているとの見方が示される。 |
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