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国有財産分科会(令和4年3月22日~28日開催)議事録

 

財政制度等審議会 第54回国有財産分科会 持ち回り審議議事録

令和4年3月22日(火)~28日(月)
財政制度等審議会国有財産分科会


<財政制度等審議会第54回国有財産分科会は、持ち回り審議により開催された。>

 
○議題
(1)東京地下鉄株式会社の株式の処分について
(2)東京地下鉄株式会社株式の新規公開に係る主幹事証券会社審査要領

○持ち回り開催の出席者

 

 

 

 

   

小林 健 分科会長

  

 

 

 

   

奥田 かつ枝 委員

亀坂 安紀子 委員

川口 有一郎 委員

若林 茂雄 委員

 

   

荒谷 裕子 臨時委員

大久保 恭子 臨時委員

川嶋 三恵子 臨時委員

児玉 平生 臨時委員 

 

    

佐谷 和江 臨時委員

滝澤 美帆 臨時委員

松尾 弘 臨時委員

持永 勇一 臨時委員

 

    

野城 智也 臨時委員

山内 弘隆 臨時委員

 

 

 

    

津田 廣喜 専門委員

 

 

○各委員から寄せられた意見は以下のとおり

意見

○川口 有一郎 委員

  •  新型コロナ禍の中で東京地下鉄株式会社の将来業績が見通しにくいこと、また、ロシアのウクライナ侵攻に伴う株式市場の動揺など、平時とは異なることが少なくないので、実際の売却に際しては市場の動向を踏まえて慎重に処分していただきたい。


○大久保 恭子 臨時委員

  •  国民の貴重な財産の売却にあたり、昨今の変動の激しい経済環境を考慮し、時期を慎重に判断しつつ、公正な売却をお願いしたい。
     また、主幹事証券会社の選定にあたっては、公平・公正かつ透明性の高い工程を踏んでいただきたい。


○児玉 平生 臨時委員

  •  世界の主要都市では、公共交通の運営は公営というのが主流。東京の場合、完全民営化を目指している東京メトロと、公営の都営地下鉄に分かれている。利用者の利便性を考えると、料金やサービス水準の一元化が望ましい。歴史的な経緯もあり難しい問題もあるが、東京の地下鉄の将来像を見据え、今後も尽力いただきたい。また、新型コロナ対策で、公共交通機関の経営はどこも苦しく、東京メトロもそうだと思う。完全民営化に向かうとしても、エッセンシャルサービスであることに変わりはなく、今回のパンデミックのような事態が再び起こった場合には、公的な支援が行えるようにもしておく必要があるのではないか。

[連絡・問い合わせ先]

財務省理財局国有財産企画課調査第2係

電話 代表 03−3581−4111(内線2623)