このページの本文へ移動

国有財産分科会(令和4年5月31日開催)議事要旨

 

 財政制度等審議会 第55回国有財産分科会

[議事要旨]



1.日時 令和4年5月31日(火)14:59~16:09

 
2.場所 第3特別会議室(財務省本庁舎4階)
 
3.出席者 (敬称略)
 [委員]

 奥田かつ枝 亀坂安紀子 川口有一郎 小林健

 [臨時委員]

 川嶋三恵子 児玉平生 佐谷和江 滝澤美帆 松尾弘 野城智也

 [専門委員]

 津田 廣喜

 
 [財務省] 
 岡本財務副大臣ほか

4.議題

(1)令和3年度国有財産監査の結果について

(2)第三者チェックの実施状況について


5.議事経過

 事務局から、「令和3年度国有財産監査の結果について」報告を行った。

 事務局から、「第三者チェックの実施状況について」報告を行った。

 委員からの主な意見は以下のとおり。

【令和3年度国有財産監査の結果について】

  •  地球的な気候変動による降水量の増加に伴って、地方の中小河川の水位上昇も顕著になってきているので、監査にあたっては中小河川の氾濫等の観点も含めるべき。
  •  浸水想定区域が発表されていない地域でも、ある程度浸水が予想される地域は準備を行った方がよいのでは。
  •  民間企業においては、TCFDという気候変動に関する財務インパクト開示のための枠組みがあるが、いずれ国についても同様の考え方が必要になると考えており、今回の監査はその準備としても有効であると感じている。

【第三者チェックの実施状況について】

  •  土地利用に関しては、グリーンフィールド・ブラウンフィールドという考えが世界的にあるが、第三者チェックを通じて土壌汚染等のある土地を調査し、売却等することによってブラウンフィールドを使っていくことになるので、国全体としてサステナブルな土地利用を行うことができ、非常に意義のある取組だと考える。
  •  掘削を必要としない地中レーダー探査については精度が向上してきており、低コストでもあるので、今後活用が進むことを期待したい。
  (以上)

[連絡・問い合わせ先]

財務省理財局国有財産企画課調査第2係

電話 代表 03-3581-4111(内線2623)

(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。