1.日時 令和3年12月8日(水)14:59~16:54
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2.場所 第3特別会議室(財務省本庁舎4階) |
3.出席者 (敬称略) |
[委員] |
奥田かつ枝 亀坂安紀子 川口有一郎 小林健 若林茂雄
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[臨時委員] |
大久保恭子 川嶋三恵子 児玉平生 佐谷和江 滝澤美帆 松尾弘 持永勇一 野城智也
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[専門委員] |
津田 廣喜
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[財務省] |
角田理財局長ほか |
4.議題 |
(1)東京地下鉄株式会社の株式の処分について
(2)虎ノ門再開発建物の権利床の入居官署及び庁舎等使用調整計画 (中央官衙地区事案)
(3)行政財産の未来像研究会における議論の取りまとめ結果の報告
(4)千代田区大手町二丁目所在の信託中財産の処分について
(5)経済対策等における国有財産の活用について
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5.議事経過 |
○
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財務大臣から、「東京地下鉄株式会社の株式の処分について」が諮問され、事務局及び東京地下鉄株式会社から説明後、審議が行われた。 |
○
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事務局から、「虎ノ門再開発建物の権利床の入居官署及び庁舎等使用調整計画(中央官衙地区事案)」について説明を行い、財務大臣から諮問された「庁舎等使用調整計画」は議案のとおり了承された。 |
○
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事務局から、「行政財産の未来像研究会における議論の取りまとめ結果の報告」について報告を行った。 |
○
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事務局から、「千代田区大手町二丁目所在の信託中財産の処分について」報告を行った。 |
○
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事務局から、「経済対策等における国有財産の活用について」報告を行った。 |
○
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委員からの主な意見は以下のとおり。 |
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- 東京メトロの強みは鉄道の都心部ネットワーク網だと感じているため、財務省としてはこの強みを活かして売却収入を増やすこと、東京メトロとしては企業価値を高めて上場を成就することが重要。
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- コロナ以降、鉄道業界全体で乗客が10~15%程度失われるという見込みがある中で、どのような売却になるのかイメージを教えてほしい。
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- コロナの影響により、特に運輸関係は予断を許さない状況。そのような難しい状
況下で上場する可能性もあり、企業努力だけではカバーできない面もあるが、企業改革やコスト削減等の取組を是非よろしくお願いしたい。
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【行政財産の未来像研究会における議論の取りまとめ結果の報告】
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- 民間でも炭素排出量を踏まえて機関投資家がアセットを評価しているケースがある。
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- リーマンショック以降、OECDでは生活満足度に関する議論が盛んになされており、日本に対しては常にワークライフバランスの改善を求めている状況。本件報告書はOECDからの求められている内容にもかなったものであり賛成する。
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- 宿舎アンケートの実施は有益であったと思うが、庁舎についても職場の意見を把握する必要があると感じる。また災害対策の視点から行政財産のあり方も考える必要がある。
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【千代田区大手町二丁目所在の信託中財産の処分について】 |
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- 国民の貴重な財産であるため慎重に売却手続きを進めていってほしい。
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- 不動産市況を勘案し、一括で売却することに問題はなく、速やかに売却を行う方が良い。
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