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国有財産分科会(令和3年6月2日開催)議事要旨

 

 財政制度等審議会 第51回国有財産分科会

[議事要旨]



1.日時 令和3年6月2日(水)13:27~14:21

 
2.場所 第3特別会議室(財務省本庁舎4階)
 
3.出席者 (敬称略)
 [委員]

 奥田かつ枝 亀坂安紀子 川口有一郎 小林健 若林茂雄

 [臨時委員]

 大久保恭子 川嶋三恵子 児玉平生 佐谷和江
 滝澤美帆 松尾弘 持永勇一 野城智也

 [専門委員]

 津田 廣喜

 
 [財務省] 
 伊藤財務副大臣ほか

4.議題

(1)分科会長の互選について

(2)分科会長代理の指名

(3)分科会の運営方針について

(4)庁舎等使用調整計画について

(5)行政財産に係る取組みについて

(6)令和2年度国有財産監査の結果について

(7)第三者チェックの実施状況について

 
5.議事経過

 冒頭、委員の互選により、小林健委員が分科会長に選任された。また、分科会長代理には、
小林分科会長から若林茂雄委員が指名された。

 分科会の運営方針については、財政制度等審議会議事規則等に基づいて、運営を行っていくこととされた。

 事務局から、「庁舎等使用調整計画」について説明を行い、令和3年度庁舎等使用調整計画は議案のとおり了承された。

 事務局から、「行政財産に係る取組みについて」報告を行った。

 事務局から、「令和2年度国有財産監査の結果について」報告を行った。

 委員からの主な意見は以下のとおり。

【行政財産に係る取組みについて】

  •  ミレニアル世代を中心に「住」に対する価値観も変化しており、宿舎も新しい時代に合うものに変えていく必要がある。
  •  庁舎については、デジタル化に合わせたオフィス改革について検討していただきたい。
  •  民間の一般的な居住水準との比較も踏まえ、行政財産の未来像研究会では、新しい働き方などへの対応について、幅広く検討いただきたい。
  •  財務省は国有財産の総括調整役として、社会経済状況の変化を踏まえ、将来を見据えた国全体の対応指針を提示していくことが重要。
  •  災害発生等の有事の際、一定時間内に参集する国家公務員が必要であり、緊急参集要員用(BCP)宿舎の確保を中心に据えて検討する必要がある。
  •  公務員宿舎について、改修するにしても規格が古く限界があるので、これまでのスクラップ&セルといった単純に縮小していく議論一辺倒ではなく、もっと柔軟な考え方があってもいいのではないか。
  •  宿舎は、国民の理解も得ながら、丁寧なプロセスを経ることが重要。
  •  全体像について、BCP宿舎など早急に手を打つべきものと、老朽化対応など中長期的に対応すべきものを整理して検討するとわかりやすいのではないか。

 

  
                                                                                                                                          (以上)

[連絡・問い合わせ先]

財務省理財局国有財産企画課調査第2係

電話 代表 03-3581-4111(内線2623)

(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。