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財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨

1.日時
  令和8年7月15日(水) 14:30~16:49

2.場所
  財務省第3特別会議室(本庁舎4階)/ オンライン

3.出席者(敬称略)
  [委員]
  翁百合、土居丈朗、野村浩子、丸田健太郎、家森信善、渡辺努
  [臨時委員]
  有吉尚哉、岡田章裕、小橋文子、工藤禎子、西野和美、山内利夫
   
  [財務省]
  井口理財局長ほか

4.議題
 〇令和7年度財政融資資金運用報告書
  令和8年度政策コスト分析
 〇大学ファンドの状況報告
 〇官民ファンドのフォローアップ

5.議事経過

(1)委員からの主な意見等は以下のとおり。

 〇令和7年度財政融資資金運用報告書
  令和8年度政策コスト分析

  • 令和7年度の財政投融資特別会計財政融資資金勘定において損失が生じているものの、将来推計の結果、将来繰越利益の水準はプラスが維持されることが確認できたことは好ましい結果である。引き続き、適切なALM管理、金利変動準備金の水準維持に努めてほしい。

  • 財政投融資計画の執行率について、新型コロナウイルス感染症対応以前の水準に比べると低い状況が継続している。令和9年度の財政投融資要求の精査を徹底し適切な計画を措置するとともに、各財投機関の執行状況についても注視し適切な執行となるよう努めてほしい。

  • 昨今の金利上昇の影響が政策コストに表れており、また、金利上昇以外の人件費の高騰や物価高等による政策コストの増加要因も踏まえ、各種政策判断をしていただきたい。

  • 対米投資については、日本の民間金融システムに与える影響も注視していく必要が出てきており、理財局にも適切な対応をお願いしたい。

 〇大学ファンドの状況報告

  • 助成上限額と助成額実績に乖離があるため、助成上限額や助成の方針について実態に照らして見直しを検討してもよいのではないか。

  • 財政融資資金の貸付条件は、5年ごとに金利が改定されることになっている。足元の金利動向を見ると利払い費負担が最初の5年よりも大きくなると想定されるが、何らかの備えはしているのか。

  • 物価上昇分を加味すると目標未達であるとはいえ、良好な運用成績と評価できる。ただ、これは昨今の株高や為替が寄与しているためであり、リスクコントロールの継続実施は必要である。

 〇官民ファンドのフォローアップ

  • 海外需要開拓支援機構(CJ機構)の検証等に係る検討会では、次のようなことを重点的に検証いただきたい。
    ➢投資案件や投資領域は、CJ機構の元々の理念や目的から外れてはいなかったか。
    ➢日本の文化やコンテンツの海外需要促進(クールジャパン戦略)という政策目的に対し、官民ファンドという手法が果たして適切であったのか。
    ➢投資案件のソーシングや投資決定の判断プロセスにおいて、ガバナンスが十分に効いていたのか。
    ➢政策性と収益性を両立し、かつ民業補完の理念を守る上で欠かせない高度な人材は足りていたのか。

  • 既存の投資案件をExitしていく際には、CJ機構の損失を拡大させないことに加え、投資先に不利益を与えないことも重視いただきたい。


(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。

 

問い合わせ先

財務省理財局財政投融資総括課調査係

電話 代表03(3581)4111  内線2578