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財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨

1.日時
  令和5年12月21日(木) 14:39~15:52

2.場所
  財務省国際会議室(本庁舎4階)/ オンライン

3.出席者(敬称略)
  [委員]
  翁百合、土居丈朗、丸田健太郎、家森信善
  [臨時委員]
  有吉尚哉、工藤禎子、冨田俊基、山内利夫
   
  [財務省]
  赤澤財務副大臣、奥理財局長ほか

4.議題
(1)令和6年度財政投融資計画等
   (議案第1号)令和6年度財政投融資計画
   (議案第2号)令和6年度財政融資資金運用計画
   (議案第3号)令和6年度の財政融資資金の融通条件
(2)(議案第4号)令和5年度財政融資資金運用計画の一部変更について
(3)報告事項
   ・交付税及び譲与税配付金特別会計借入金の償還計画の変更について
   ・政策コスト分析(新型コロナ関連融資)について

5.議事経過
(1)令和6年度財政投融資計画等

 ○令和6年度財政投融資計画等に係る議案第1号から第3号について、事務局より概略以下のとおり説明を行った。

  • 令和6年度財政投融資計画は、総額13兆3,376億円であり、具体的内容は議案第1号のとおり。
  • 令和6年度財政融資資金運用計画は、総額10兆2,868億円であり、具体的内容は議案第2号のとおり。
  • 令和6年度の財政融資資金の融通条件については、議案第3号のとおり。

 ○質疑が行われ、上記の3議案について原案のとおり了承された。

 ○委員からの主な意見等は以下のとおり。

  • 令和6年度財政投融資計画は、これまでの分科会での議論を踏まえた、しっかりとしたメリハリのある資金配分がなされているものと考えている。特にコロナ対応向けの規模は縮小し、新しい分野も含めたリスクマネーの供給や特定の重要な分野を絞って国内外含め必要な部分に重点的に資金配分がなされており、明確な内容である。

  • 令和6年度財政投融資計画が規模としてコロナ前の姿になっており、経済全体を平時に戻していく必要があるとする流れと非常に平仄が合っていて、成長力の強化・国際環境の変化へ対応すると、新たな展開にも財投を活用するということで非常に良い内容である。

  • 令和6年度の産業投資の要求に関する分科会での議論の際に、なるべく自己資金も使って頂きたいと指摘していたところ、政府保証も含めた自己資金の活用により、結果的に、限られた産業投資の予算の中で計画が収まったところもプラスに評価できるのではないか。

  • GXや賃上げなどに財政投融資がどれだけ配分されているのか、項目ごとのボリュームがわかると良い。例えば、GXなら10年で150兆円の投資が必要といった時に、財政投融資がどれだけ貢献するのか見えると良いということ。各機関にまたがっているので、今後、財投全体でまとめてもらえるとわかりやすい。

  • 財政投融資の執行状況も今後しっかりと分科会で議論していきたい。

(2)令和5年度財政融資資金運用計画の一部変更について

 ○事務局より、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」(令和5年11月2日閣議決定)を実施するための令和5年度補正予算(第1号)の成立を受け、同補正予算に伴い地方公共団体が実施する事業に係る資金の確保のため、令和5年度財政融資資金運用計画について9,014億円の追加を行うこととする議案について説明を行い、議案は原案のとおり了承された。

(3)報告事項

 ○委員からの主な意見等は以下のとおり。

  • 交付税及び譲与税配付金特別会計借入金の償還計画の変更について
    • 交付税特会も国と地方の基礎的財政収支の中に含まれており、償還を早めることは、収支を改善するということに貢献する。年度途中で税収が上振れる際には、交付税を増額して地方歳出を増やすのではなく、償還計画を積極的に改めて、前倒しで償還していただきたい。

    • 今回は、償還計画が後ろ倒しになったが、しっかりと規律を守る形で、できるだけ計画に沿って償還をするということを貫いていただきたい。

  • 政策コスト分析(新型コロナ関連融資)について
    • 精緻な分析が行われており、ぜひこれを次の機会に知見として生かせるよう考えていただきたい。

 

(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。

 

問い合わせ先

財務省理財局財政投融資総括課調査係

電話 代表03(3581)4111  内線2578