財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨
1.日時
令和5年7月31日(月) 13:58~15:23
2.場所
財務省第3特別会議室(本庁舎4階)/ オンライン
3.出席者(敬称略)
[委員]
翁百合、野村浩子、丸田健太郎、家森信善、渡辺努
[臨時委員]
有吉尚哉、岡田章裕、工藤禎子、小枝淳子、山内利夫
[財務省]
奥理財局長ほか
4.議題
(1)令和4年度財政融資資金運用報告書
(2)財投施策を通じた地方公共団体等との連携について
(3)令和5年度政策コスト分析
(1)令和4年度財政融資資金運用報告書
○委員からの主な意見等は以下のとおり。
- 財投計画額の執行率は改善されているが、コロナ禍前の水準にまでは戻っていないため、相応の執行率の確保が行われるよう、計画の精緻化に取り組んでいただきたい。
(2)財投施策を通じた地方公共団体等との連携について
○委員からの主な意見等は以下のとおり。
- 地域連携の取組について、評価する。
- 地銀のネットワークを活用するなど、情報が隅々まで行き渡るように工夫してほしい。
- 説明会等の取組については、継続的に実施し、具体的な結果につながるようにしてほしい。
- 財務局の人材育成も必要ではないか。
(3) 令和5年度政策コスト分析
○委員からの主な意見等は以下のとおり。
- 科学技術振興機構(JST)のような残高の大きな機関については、積極的に政策コストを開示していただきたい。
- 今後、金利の上昇が見込まれる中で、感応度分析の結果については、注意深く確認していく必要がある。特に分析期間が長期にわたる機関は、今の金利の前提のもとでは、現在価値に直したときの評価が高めに出ていると考えられるため、より注意深く確認する必要がある。
- 政策コストの全体の合計額の受け止め方について、一般の方々向けにもわかりやすく説明を工夫するべき。
- 各機関ごとに1億円当たりの融資に対する政策コストやその平均を求めるといった工夫を考えてはどうか。
(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。
問い合わせ先
財務省理財局財政投融資総括課調査係
電話 代表03(3581)4111 内線2578