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財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨

1.日時
  令和3年10月26日(火) 13:30~15:24

2.場所
  財務省第3特別会議室(本庁舎4階)/ オンライン

3.出席者(敬称略)
  [委員]
  翁百合、高田創、野村浩子、渡部賢一、渡辺努
  [臨時委員]
  江川雅子、冨田俊基、中里透、林田晃雄、原田喜美枝
  [専門委員]
  川村雄介、工藤禎子、家森信善
   
  [財務省]
  角田理財局長ほか

4.議題
 ○令和4年度財政投融資計画要求の概要
 ○令和4年度財政投融資計画の編成上の論点

5.議事経過
(1)議題について、事務局より説明が行われた。

(2)委員からの主な意見等は以下のとおり。

○令和4年度財政投融資計画要求の概要
  • 事項要求については、後でいたずらに予算規模を膨らませてしまう要因になるという観点から批判もあるところ。今回、新型コロナウイルス関連融資が事項要求となっているが、編成過程の何れかのタイミングで内容を教えていただきたい。
  • 昨年度の財投計画の運用残額や足元の実行状況を踏まえながら、来年度の計画を議論することが重要ではないか。今後、こうした内容を資料に盛り込むことも検討いただきたい。
○令和4年度財政投融資計画の編成上の論点

  • 新規貸出先が低収益性の業種に集中している中で、事業者のモニタリング等 を充実させるための具体策が重要。
  • モニタリングと債権管理の観点から民間金融機関との連携が重要であり、民間金融機関の融資を誘発することが重要。
  • 金融機関におけるデジタルを活用した効率的な債権管理が重要。
  • 据置期間が3年であれば令和5年度には返済が始まるため、令和4年度中に は相応の準備をしておく必要がある。
  • ウィズコロナ・ポストコロナに向けて目利き能力を発揮して、成長性のない企業が残ることのないようにしていただきたい。
  • 成長戦略に絡む他の施策と財投の役割が整合した財投の活用が重要。
  • 政府系金融機関の資金供給だけで政策が実現するものではないため、政策パ ッケージの中で政府系金融機関がどのように機能を果たすかが重要。

 

(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。

 

問い合わせ先

財務省理財局財政投融資総括課調査係

電話 代表03(3581)4111  内線2578