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財政投融資分科会(令和2年7月13日開催)議事要旨

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財政制度等審議会財政投融資分科会
議事要旨

1.日時
  令和2年7月13日(月)13:30〜15:25

2.場所
  オンライン

3.出席者(敬称略)
  [委員]
  池尾和人、翁百合、高田創、野村浩子、渡部賢一
  [臨時委員]
  土居丈朗、冨田俊基、冨山和彦、中里透、林田晃雄、原田喜美枝
  [専門委員]
  川村雄介、工藤禎子
   
  [財務省]
  可部理財局長ほか

4.議題
 ○令和元年度財政融資資金運用報告書
 ○令和2年度財政投融資計画補正(一次・二次)について
 ○令和2年度政策コスト分析
 ○財政融資資金等の実地監査について
 ○令和元年度の地方公共団体の財務状況把握の結果について
 ○官民ファンドの投資計画に対する検証等

5.議事経過
(1)議題について、事務局より説明が行われた。

(2)委員からの主な意見等は以下のとおり。
 ○令和元年度財政融資資金運用報告書 
  • 財政投融資特別会計財政融資資金勘定の赤字転落のリスクに備え、金利変動準備金の水準を一定程度まで回復すべき。積立金を取り崩した過去もあるが、金利変動準備金の積み立ての確保は財政の健全性確保に必須である。
  • 金利変動準備金について、長期的に常にリスクにさらされている。財政融資も産業投資も給付金的な扱いにされないか心配。長期的な観点から注視していくべき。

 

 ○令和2年度財政投融資計画補正(一次・二次)について
  • 今回は未曾有の事態による未曾有の財政投融資の対応であり、財政投融資計画の補正について異論はない。一方で、通常の融資と異なり、回収がなかなか難しい資金であることから、長い時間軸をもってモニタリングすべき。
  • 補正により措置した融資の分野別実績等について、今後もフォローしてもらいたい。

 

 ○令和2年度政策コスト分析
  • 前提金利の算出基準日(予算の概算決定日)と公表日には、半年間のタイムラグがあるため、金利が正常化し、半年間で金利水準が激変するような場合も想定した方がよいと考える。
  • 貸倒れの発生率や利ざやの水準の変化について、時代の動静に合わせて適宜注視しつつ、政策コスト分析を活用していくことが重要と考える。

 

 ○財政融資資金等の実地監査について
  • 実地監査を通じて収益性に課題が見受けられた財投機関については、ガバナンスの視点だけではなく、政策的な視点からも事業の問題点を議論していくことが必要。
  • 病院事業は新型コロナの影響を受けており、悩んでいる自治体が多いと思うので、監査において、新型コロナの影響に関する対応策等について、適切なアドバイスをしてほしい。
  • 下水道事業の多くは、一般会計からの基準外繰入が行われており、償還確実性に特に問題がないと言えないのではないか。

 

 ○令和元年度の地方公共団体の財務状況把握の結果について
  • 今年度については、新型コロナの関連でオンサイトのヒアリングが非常に厳しいだろうが、件数は少なくなっても引き続きヒアリングを継続してほしい。
  • 診断表は地方公共団体にとっても有益な物であるので、公表を進めていくべきである。

 

 ○官民ファンドの投資計画に対する検証等
  • 今般のA-FIVEの累積損失拡大は大変遺憾である。猛省を促したい。
  • A-FIVEについて、設立当初からそのコンセプトに懸念はあったが、それが現実のものとなってしまった。今後、同じ轍を踏まないよう、投資が失敗した要因をしっかり分析すべき。
  • 農林水産省は、現在A-FIVEの検討会において、問題の所在を検証しているところであるが、官民ファンドの多くはナローパスでの運用に直面している中、その検証結果等は他のファンドの参考にもなるはずであり、しっかりと共有していくことも重要である。
  • コロナ禍で、官民ファンドによる支援の内容は、成長やイノベーションから事業再生に軸足を移していくはず。今後、それを踏まえたモニタリングを実施していく必要がある。

 

(注)本議事要旨は、今後字句等の修正があり得ることを念のため申し添えます。

 

問い合わせ先

財務省理財局 財政投融資総括課 調査係

電話 代表 03(3581)4111  内線2578

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