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令和2年度財政融資資金運用報告書の提出等を行いました

令和3年7月28日

財    務    省

令和2年度財政融資資金運用報告書の提出等を行いました

財務省は、本日、「令和2年度財政融資資金運用報告書」を財政制度等審議会財政投融資分科会に提出しました。

加えて、「令和3年度政策コスト分析」、「大学ファンドに係る現状報告」を同分科会に報告しました。

 

  • ○  令和2年度財政融資資金運用報告書(詳細は資料1-1、1-2、1-3)

    • ・ 令和2年度の財政投融資計画の運用状況(フロー)は、当初計画13.2兆円(うち財政融資資金11.2兆円)に、改定額53.2兆円(うち財政融資資金46.4兆円)、前年度からの繰越額2.4兆円(うち財政融資資金2.4兆円)を加えた改定後現額68.9兆円(うち財政融資資金60.0兆円)に対し、年度内運用額は26.2兆円(うち財政融資資金24.6兆円)、翌年度への繰越額は2.9兆円(うち財政融資資金2.9兆円)、運用残額は39.7兆円(うち財政融資資金32.5兆円)となっています。

    • ・ 令和2年度末の財政投融資計画残高(ストック)は、対前年度11.7兆円増の150.6兆円となりました。

    • ・ 令和2年度の財政投融資特別会計の損益について、特別会計法の規定に基づく発生ベースの損益は7億円の本年度利益となり、翌年度に繰り越した後、金利変動準備金(令和2年度末1兆3,176億円)として整理されます。一方、歳入歳出ベースでは402億円の不足となっており、積立金から補足することとしています(令和2年度末積立金1兆2,373億円)。

    • (参考)財政融資資金運用報告書は、財政融資資金法第12条の規定に基づき、年度経過後四月以内(7月31日まで)に財政制度等審議会に提出することとされています。

  • ○ 令和3年度政策コスト分析(詳細は資料2-1、2-2)

    • ・ 令和3年度の政策コストは、25機関合計で3.7兆円となっています。政策コスト分析の結果を毎年公表することにより、財政投融資に関するディスクロージャーを充実させ、財政投融資の透明性を高めています。また、財政投融資計画の編成において、財政投融資の償還確実性の確認等への活用を図っていくこととしています。

    • (注)国庫補助金等の政策コストは財投対象事業の受益者負担を軽減するために用いられるものであり、個々の政策に応じて投入の方法や割合等が異なることから、その額の大小をもって単純に評価することは適当ではありません。

  • ○ 大学ファンドに係る現状報告(詳細は資料3-1、3-2、3-3、3-4)

    • ・ 「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」(令和2年12月8日閣議決定)等に基づき、内閣府及び文部科学省において制度設計が検討されている大学ファンドについて、ファンドの運営方法等に係る報告・議論を行いました。

<財政制度等審議会財政投融資分科会に提出等を行った資料>

資料1-1 令和2年度財政融資資金運用報告のポイント

1-2 令和2年度財政融資資金運用報告について

1-3 令和2年度財政融資資金運用報告書

2-1 政策コスト分析(令和3年度)の概要

2-2 財政投融資対象事業に関する政策コスト分析(令和3年度)

3-1 説明資料 大学ファンドについて

3-2 大学ファンドについて 国立研究開発法人科学技術振興機構

(内閣府 文部科学省)

3-3 世界と伍する研究大学の在り方について(中間とりまとめ案)

(総合科学技術・イノベーション会議 世界と伍する研究大学専門調査会)

3-4 世界と伍する研究大学の実現に向けた大学ファンドの資金運用の基本的な考え方(案)

(総合科学技術・イノベーション会議 世界と伍する研究大学専門調査会 大学ファンド資金運用WG)