このページの本文へ移動

関税・外国為替等審議会関税分科会特殊関税部会(令和3年2月25日~3月11日開催)議事要旨

本稿は、令和3年2月25日~3月11日の関税・外国為替等審議会関税分科会特殊関税部会の議事要旨です。

令和3年2月25日~3月11日

関税・外国為替等審議会

関税分科会特殊関税部会

 

<今回、財務大臣から関税・外国為替等審議会に対し、以下について諮問し、関税分科会特殊関税部会に付託された。本件については、部会長により、緊急に審議会の議決を経ることが必要であるが、会議を開催することが困難であるため、持ち回りにて審議することとされた。令和3年2月25日~3月11日に持ち回り審議を実施。>

 

 

・諮問 暫定的な不当廉売関税の課税について

 

【持ち回り開催の出席者】

 

佐藤英明部会長

河野真理子委員、工藤操委員、古城佳子委員、杉山晶子委員、田村善之委員、

根本敏則委員、野原佐和子委員、春田雄一委員、三石誠司委員、森田朗委員

阿部克則専門委員、国松麻季専門委員、佐々木伸彦専門委員、末冨純子専門委員、

藤岡博専門委員、宮島香澄専門委員、村上秀徳専門委員

 

【議事概要】

 

 事務局より、大韓民国を原産地とする炭酸カリウム(炭酸二カリウム)に係る関税定率法第8条第5項の調査の結果、不当廉売された貨物の輸入及び当該輸入の本邦の産業に与える実質的な損害等の事実が推定され、かつ、当該本邦の産業を保護するため必要があると認められることから、同条第9項第1号の規定に基づき、大韓民国を原産地とする炭酸カリウム(炭酸二カリウム)に対し30.8%の暫定的な不当廉売関税を期間4ヶ月として課することが適当であるとの説明を行い、諮問のとおり議決された。

 

(以上)