平成21年3月23日
内閣府
財務省
調査時点 | 平成21年2月25日 | |
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調査対象期間 | 判断項目: | 平成21年1〜3月期及び3月末見込み、平成21年4〜6月期及び6月末見通し、平成21年7〜9月期及び9月末見通し。 |
計数項目: | 平成20年度下期実績見込み、平成21年度上期及び下期見通し。 設備投資の平成20年度下期は10〜12月期実績と平成21年1〜3月期実績見込みを合計したもの。 |
資本金1千万円以上の法人企業
(電気・ガス・水道業及び金融・保険業は資本金1億円以上)
(単位:社)
全規模 | 大企業 | 中堅企業 | 中小企業 | ||
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全産業 | 母集団法人数 | 1,146,083 | 6,030 | 30,006 | 1,110,047 |
標本法人数 | 14,125 | 5,025 | 3,377 | 5,723 | |
回答法人数 | 11,191 | 4,357 | 2,630 | 4,204 | |
回収率(%) | 79.2 | 86.7 | 77.9 | 73.5 | |
製造業 | 母集団法人数 | 198,852 | 2,251 | 7,158 | 189,443 |
標本法人数 | 4,288 | 1,927 | 893 | 1,468 | |
回答法人数 | 3,593 | 1,730 | 757 | 1,106 | |
回収率(%) | 83.8 | 89.8 | 84.8 | 75.3 | |
非製造業 | 母集団法人数 | 947,231 | 3,779 | 22,848 | 920,604 |
標本法人数 | 9,837 | 3,098 | 2,484 | 4,255 | |
回答法人数 | 7,598 | 2,627 | 1,873 | 3,098 | |
回収率(%) | 77.2 | 84.8 | 75.4 | 72.8 |
(注)本調査において大企業とは資本金10億円以上の企業を、中堅企業とは資本金1億円以上10億円未満の企業を、中小企業とは資本金1千万円以上1億円未満の企業をいう。
BSI(Business Survey Index)の計算方法
例 |
「貴社の景況」の場合 前期と比べて 「上昇」と回答した企業の構成比…40.0% 「不変」と回答した企業の構成比…25.0% 「下降」と回答した企業の構成比…30.0% 「不明」と回答した企業の構成比… 5.0% BSI=(「上昇」と回答した企業の構成比 40.0%) −(「下降」と回答した企業の構成比 30.0%)=10.0%ポイント |
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平成21年1〜3月期の「貴社の景況判断」BSIを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「下降」超となっている。
先行きを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「下降」超で推移する見通しとなっている。
貴社の景況判断BSI(「上昇」−「下降」社数構成比)
(単位:%ポイント)
平成20年10〜12月 前回調査 |
平成21年1〜3月 現状判断 |
平成21年4〜6月 見通し |
平成21年7〜9月 見通し |
||
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大企業 | 全産業 | ▲ 35.7 | (▲ 22.2) | (▲ 10.3) | ▲ 7.0 |
▲ 51.3 | ▲ 24.8 | ||||
製造業 | ▲ 44.5 | (▲ 27.2) | (▲ 10.2) | ▲ 4.7 | |
▲ 66.0 | ▲ 27.0 | ||||
非製造業 | ▲ 30.5 | (▲ 19.2) | (▲ 10.4) | ▲ 8.3 | |
▲ 42.6 | ▲ 23.5 | ||||
中堅企業 | 全産業 | ▲ 33.3 | (▲ 30.9) | (▲ 16.7) | ▲ 13.6 |
▲ 51.3 | ▲ 32.6 | ||||
製造業 | ▲ 43.7 | (▲ 40.2) | (▲ 16.7) | ▲ 9.2 | |
▲ 69.1 | ▲ 32.7 | ||||
非製造業 | ▲ 30.0 | (▲ 28.0) | (▲ 16.6) | ▲ 15.0 | |
▲ 45.8 | ▲ 32.6 | ||||
中小企業 | 全産業 | ▲ 40.7 | (▲ 38.3) | (▲ 24.1) | ▲ 22.3 |
▲ 52.9 | ▲ 34.7 | ||||
製造業 | ▲ 51.3 | (▲ 46.8) | (▲ 27.8) | ▲ 22.2 | |
▲ 72.4 | ▲ 38.8 | ||||
非製造業 | ▲ 38.5 | (▲ 36.5) | (▲ 23.3) | ▲ 22.3 | |
▲ 48.8 | ▲ 33.8 |
(注)金融・保険業を含む。平成21年1〜3月、平成21年4〜6月の( )書きは前回調査時の見通し。
平成21年1〜3月期の「国内の景況判断」BSIを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「下降」超となっている。
先行きを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「下降」超で推移する見通しとなっている。
国内の景況判断BSI(「上昇」−「下降」社数構成比)
(単位:%ポイント)
平成20年10〜12月 前回調査 |
平成21年1〜3月 現状判断 |
平成21年4〜6月 見通し |
平成21年7〜9月 見通し |
||
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大企業 | 全産業 | ▲ 63.8 | (▲ 43.7) | (▲ 18.4) | ▲ 17.5 |
▲ 74.6 | ▲ 41.2 | ||||
製造業 | ▲ 67.8 | (▲ 43.2) | (▲ 13.4) | ▲ 9.5 | |
▲ 78.8 | ▲ 35.4 | ||||
非製造業 | ▲ 61.4 | (▲ 44.0) | (▲ 21.4) | ▲ 22.2 | |
▲ 72.2 | ▲ 44.6 | ||||
中堅企業 | 全産業 | ▲ 65.0 | (▲ 52.4) | (▲ 27.9) | ▲ 28.2 |
▲ 76.4 | ▲ 52.5 | ||||
製造業 | ▲ 66.9 | (▲ 53.4) | (▲ 24.3) | ▲ 17.6 | |
▲ 81.7 | ▲ 46.0 | ||||
非製造業 | ▲ 64.4 | (▲ 52.1) | (▲ 29.1) | ▲ 31.6 | |
▲ 74.7 | ▲ 54.5 | ||||
中小企業 | 全産業 | ▲ 66.8 | (▲ 57.2) | (▲ 37.3) | ▲ 35.8 |
▲ 74.7 | ▲ 53.4 | ||||
製造業 | ▲ 68.9 | (▲ 59.6) | (▲ 35.4) | ▲ 27.9 | |
▲ 82.4 | ▲ 51.9 | ||||
非製造業 | ▲ 66.4 | (▲ 56.7) | (▲ 37.7) | ▲ 37.4 | |
▲ 73.1 | ▲ 53.7 |
(注)金融・保険業を含む。平成21年1〜3月、平成21年4〜6月の( )書きは前回調査時の見通し。
平成21年3月末時点の「従業員数判断」BSIを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「過剰気味」超となっている。
先行きを全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「過剰気味」超で推移する見通しとなっている。
従業員数判断BSI(「不足気味」−「過剰気味」社数構成比)
(単位:%ポイント)
平成20年12月末 前回調査 |
平成21年3月末 現状判断 |
平成21年6月末 見通し |
平成21年9月末 見通し |
||
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大企業 | 全産業 | 2.5 | (3.3) | (2.9) | ▲ 3.2 |
▲ 11.2 | ▲ 9.6 | ||||
製造業 | ▲ 9.6 | (▲ 7.3) | (▲ 2.0) | ▲ 10.6 | |
▲ 31.9 | ▲ 22.5 | ||||
非製造業 | 9.6 | (9.6) | (5.8) | 1.2 | |
1.2 | ▲ 1.9 | ||||
中堅企業 | 全産業 | 4.8 | (1.8) | (1.6) | ▲ 2.9 |
▲ 10.3 | ▲ 7.5 | ||||
製造業 | ▲ 12.0 | (▲ 14.0) | (▲ 4.5) | ▲ 12.7 | |
▲ 37.4 | ▲ 24.6 | ||||
非製造業 | 10.0 | (6.8) | (3.4) | 0.1 | |
▲ 1.9 | ▲ 2.2 | ||||
中小企業 | 全産業 | 2.4 | (▲ 0.7) | (▲ 0.7) | ▲ 3.5 |
▲ 7.3 | ▲ 6.9 | ||||
製造業 | ▲ 4.4 | (▲ 6.5) | (▲ 2.7) | ▲ 12.1 | |
▲ 28.3 | ▲ 22.0 | ||||
非製造業 | 3.8 | (0.5) | (▲ 0.3) | ▲ 1.8 | |
▲ 3.0 | ▲ 3.8 |
(注)金融・保険業を含む。平成21年3月末、平成21年6月末の( )書きは前回調査時の見通し。
平成20年度における設備投資のスタンスを、重要度の高い順に全産業でみると、大企業、中堅企業、中小企業いずれも「維持更新」が第1位となっている。
第2位は、大企業では「省力化合理化」、中堅企業、中小企業では「製(商)品・サービスの質的向上」となっている。
第3位は、大企業では「生産(販売)能力の拡大」、中堅企業では「省力化合理化」、中小企業では「生産(販売)能力の拡大」となっている。
(回答社数構成比:%)
1位 | % | 2位 | % | 3位 | % | ||
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大企業 | 全産業 | 維持更新 | 65.2 | 省力化合理化 | 46.5 | 生産(販売)能力の拡大 | 43.5 |
製造業 | 維持更新 | 66.4 | 省力化合理化 | 55.7 | 生産(販売)能力の拡大 | 42.5 | |
非製造業 | 維持更新 | 64.5 | 生産(販売)能力の拡大 | 44.1 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 43.9 | |
中堅企業 | 全産業 | 維持更新 | 57.9 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 47.7 | 省力化合理化 | 44.8 |
製造業 | 維持更新 | 60.3 | 省力化合理化 | 50.7 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 46.5 | |
非製造業 | 維持更新 | 57.1 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 48.1 | 省力化合理化 | 42.9 | |
中小企業 | 全産業 | 維持更新 | 54.8 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 49.0 | 生産(販売)能力の拡大 | 44.9 |
製造業 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 59.6 | 維持更新 | 49.7 | 生産(販売)能力の拡大 | 48.4 | |
非製造業 | 維持更新 | 55.9 | 製(商)品・サービスの質的向上 | 46.8 | 生産(販売)能力の拡大 | 44.2 |
(注)金融・保険業を含む。10項目中3項目以内の複数回答による回答社数構成比。
平成20年度は、4.9%の減収見込みとなっている(下期11.9%の減収見込み)。
平成21年度は、7.3%の減収見通しとなっている(上期13.2%、下期1.0%の減収見通し)。
業種別にみると、製造業、非製造業ともに平成20年度は減収見込み、平成21年度も減収見通しとなっている。
(前年同期比増減率:%)
平成20年度 | 平成21年度 | ||||||
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上期 | 下期 | 上期 | 下期 | ||||
全産業 | (▲ 0.4) | (2.6) | (▲ 3.2) | ||||
▲ 4.9 | 2.6 | ▲ 11.9 | ▲ 7.3 | ▲ 13.2 | ▲ 1.0 | ||
製造業 | (▲ 0.7) | (3.0) | (▲ 4.2) | ||||
▲ 7.7 | 3.2 | ▲ 18.0 | ▲ 11.0 | ▲ 19.7 | ▲ 0.9 | ||
非製造業 | (▲ 0.2) | (2.4) | (▲ 2.8) | ||||
▲ 3.6 | 2.3 | ▲ 9.1 | ▲ 5.9 | ▲ 10.6 | ▲ 1.0 |
(注1) 金融・保険業は含まない。( )書きは前回調査結果。
(注2) 平成20年度見込みについては、平成19年度、平成20年度ともに回答のあった企業(9,355社)を基に推計したもの。
平成21年度見通しについては、平成20年度、平成21年度ともに回答のあった企業(7,106社)を基に推計したもの。
平成20年度は、41.2%の減益見込みとなっている(下期67.7%の減益見込み)。
平成21年度は、10.7%の減益見通しとなっている(上期45.6%の減益、下期56.6%の増益見通し)。
業種別にみると、製造業、非製造業ともに平成20年度は減益見込み、平成21年度も減益見通しとなっている。
(前年同期比増減率:%)
平成20年度 | 平成21年度 | ||||||
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上期 | 下期 | 上期 | 下期 | ||||
全産業 | (▲ 20.8) | (▲ 15.4) | (▲ 26.4) | ||||
▲ 41.2 | ▲ 15.3 | ▲ 67.7 | ▲ 10.7 | ▲ 45.6 | 56.6 | ||
製造業 | (▲ 26.2) | (▲ 15.0) | (▲ 38.6) | ||||
▲ 63.2 | ▲ 16.2 | 赤字転化 | ▲ 27.2 | ▲ 85.8 | 黒字転化 | ||
非製造業 | (▲ 16.6) | (▲ 15.6) | (▲ 17.5) | ||||
▲ 24.2 | ▲ 14.6 | ▲ 33.5 | ▲ 6.2 | ▲ 22.6 | 12.4 |
(注1) 金融・保険業は含まない。( )書きは前回調査結果。
(注2) 平成20年度見込みについては、平成19年度、平成20年度ともに回答のあった企業(9,174社)を基に推計したもの。
平成21年度見通しについては、平成20年度、平成21年度ともに回答のあった企業(6,939社)を基に推計したもの。
平成20年度は、10.3%の減少見込みとなっている(下期14.1%の減少見込み)。
平成21年度は、29.4%の減少見通しとなっている(上期27.7%、下期31.0%の減少見通し)。
業種別にみると、製造業、非製造業ともに平成20年度は減少見込み、平成21年度も減少見通しとなっている。
(前年同期比増減率:%)
平成20年度 | 平成21年度 | ||||||
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上期 | 下期 | 上期 | 下期 | ||||
全産業 | (▲ 9.8) | (▲ 4.3) | (▲ 14.3) | ||||
▲ 10.3 | ▲ 5.9 | ▲ 14.1 | ▲ 29.4 | ▲ 27.7 | ▲ 31.0 | ||
製造業 | (▲ 2.4) | (1.2) | (▲ 5.4) | ||||
▲ 7.3 | ▲ 0.1 | ▲ 13.5 | ▲ 37.9 | ▲ 37.1 | ▲ 38.8 | ||
非製造業 | (▲ 15.0) | (▲ 8.2) | (▲ 20.6) | ||||
▲ 12.7 | ▲ 10.5 | ▲ 14.6 | ▲ 22.8 | ▲ 19.9 | ▲ 25.6 | ||
(参考)全産業 (除くリース業) |
(▲ 4.2) | (1.9) | (▲ 9.2) | ||||
▲ 5.0 | 0.5 | ▲ 9.6 | ▲ 30.1 | ▲ 28.0 | ▲ 32.2 | ||
非製造業 (除くリース業) |
(▲ 5.7) | (2.5) | (▲ 12.4) | ||||
▲ 2.9 | 1.0 | ▲ 6.1 | ▲ 23.5 | ▲ 19.7 | ▲ 27.1 | ||
リース業 | (▲ 62.1) | (▲ 58.6) | (▲ 65.3) | ||||
▲ 63.1 | ▲ 64.9 | ▲ 61.4 | ▲ 17.0 | ▲ 21.8 | ▲ 13.0 |
(注1) 金融・保険業を含む。ソフトウェア投資額及び土地購入額を除く。( )書きは前回調査結果。
(注2) 平成20年度見込みについては、平成19年度、平成20年度ともに回答のあった企業(9,545社)を基に推計したもの。
平成21年度計画については、平成20年度、平成21年度ともに回答のあった企業(7,860社)を基に推計したもの。
(注3) これまで、ファイナンス・リースにおけるリース物件については、貸し手側では固定資産として計上され、借り手側ではオフバランス処理されることが多かったが、「リース取引に関する会計基準」(平成20年4月1日以降開始する事業年度より適用)の適用により、貸し手側では流動資産に計上され、借り手側では固定資産に計上されることとなった。
法人企業景気予測調査では、有形固定資産及びソフトウェアの新設額を設備投資として扱っている。
今回の調査では、上記会計基準を適用して回答した企業と適用せずに回答した企業が混在していることから、参考としてリース業を除く計数等も掲載する。
連絡・問合せ先 内閣府経済社会総合研究所景気統計部 Tel.03-3581-0534(ダイヤルイン) 内閣府経済社会総合研究所ホームページアドレス 財務省財務総合政策研究所調査統計部 Tel.03-3581-4111(内線)5327,5163 財務省ホームページアドレス |