税金の仕組みはどうやって決まるの?

日本国憲法では、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」(第30条)とされており、税金を納めることは国民の義務であることが示されています。
では、税金の仕組みはどのように決められるのでしょうか。
まず、財務省では、税金の仕組みについての法律の案を作ります。次に、内閣がその案について検討し、国会に提出します。そして、国民みんなの代表である国会議員が、国会でこの法律の案について話し合って、税金の仕組みについての法律ができあがります。
税金は、会社員や商売をしている人など、どんな仕事の人でも、かせいだお金が同じであれば、同じ金額の税金を納めることになっています。また、かせいだお金の多い人はたくさん
税金を納め、少ない人は納める税金が少なくなるなど、いろんな人にとって、公平になるように考えられています。