日本の税が、年貢のような作物中心から、お金で納めるようになったのはいつごろからですか?

足利将軍家が統治していた室町時代から徳川将軍家の江戸時代にかけては、もっぱら農家の田畑の作物が「税」として納められていました。これが、みなさんも聞いたことのある「年貢」という当時の税です。
作物中心の税のしくみが大きく変わったのは、明治時代に入ってからです。農作物に頼るとその年によって収穫量が異なるので税の量が安定しません。そこで土地の値段に税がかけられたり、個人や法人の所得に税がかけられたのもこのころです。