アジア債券市場育成イニシアティブの枠組み・今後の取組み
1. 枠組み
4つのタスク・フォースと1つの技術支援調整チーム(TACT)及びこれらの活動をモニターし、タスク・フォース間の総合調整等を行うためのステアリング・グループで構成。以下は、4つのタスク・フォースとTACTの最近の活動内容。
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現地通貨建て債券発行の促進(タスク・フォース1) -
○ASEAN+3域内の企業が発行する社債に保証を供与する信用保証・投資ファシリティ(CGIF)

(アジア開発銀行のHPにリンクしています)の設立。 -
○インフラ・ファイナンスのための債券の発行促進。
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現地通貨建て債券の需要の促進(タスク・フォース2) -
○アジア・ボンド・オンライン(Asian Bonds Online)
によるASEAN+3域内のマーケットやABMIの進展に係る情報の発信。 -
○機関投資家向けセミナーの開催。
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規制枠組みの改善(タスク・フォース3) -
○ASEAN+3域内のクロスボーダー債券取引を促進することを目的として、クロスボーダー債券取引に係る市場慣行の標準化や、規制の調和化を図るため、官民一体のフォーラムとしてASEAN+3債券市場フォーラム(ABMF)の設置。
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債券市場関連インフラの改善(タスク・フォース4) -
○域内決済機関の実現可能性に関する検討。
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技術支援調整チーム(TACT) -
○債券市場育成のために必要な各国の能力強化及び人材育成を目的とした技術支援の調整。
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新ロードマップの下での検討体制
2. 今後の取組み
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○ASEAN+3債券市場フォーラム(ABMF)において、ASEAN+3域内のクロスボーダー債券取引の障害となっている各国の規制、市場慣行に関する情報収集、並びに取引慣行及び決済上のメッセージ・フォーマットの調和化に向けた検討課題を取りまとめ、報告書を2011年末までにABMIに提出。
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○信用保証・投資ファシリティ(CGIF)の速やかな保証業務の開始。
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○域内決済機関(RSI:Regional Settlement Intermediary)の実現可能性検討のための作業部会において、RSIの商業可能性の調査の再評価に取り掛かる。
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(注)RSIの商業可能性は、民間の専門家グループ(GOE)が調査を行い、2010年4月に報告書
(アジア開発銀行のHPにリンクしています)を公表している。
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○域内の著しい経済的発展に鑑み、ABMIの目的、資本市場を含む対象及び枠組みに焦点を置いて、ABMIの活動の更なる改善策について議論
