一般会計に対して、特別会計とは何ですか
【答】
国の会計は、毎会計年度における国の施策を網羅して通覧できるよう、単一の会計、つまり「一般会計」で一体として整理することが、経理の明確化、財政の健全性を確保する見地からは望ましいものとされています。
しかしながら、現在のように、国の行政活動が広範かつ複雑化してくると、受益と負担の関係が不明確になるなど、単一の会計ではかえって国の各個の事業の成績計算、資金の運営実績等について適切な計算、整理ができない結果となり、適正な受益者負担・事業収入の確保が難しくなることにもなりかねません。そこで、このような場合には、特別の会計を設け、保険料等の特定の歳入と特定の歳出を一般会計と区分して経理することにより、特定の事業や資金の運用の状況を明確化しています。
このため、我が国の会計は、国家の基本的、一般的な経費を含んだ「一般会計」のほか、特定の収入、特定の支出をもって一般会計とは経理を別にする「特別会計」を設けることとしています。
