ファイナンス 2025年8月号 No.717
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SPOT 新発田龍史 審議官に聞く、金融庁の過去と現在(後編)ファイナンス 2025 Aug. 25金融庁広報誌「アクセス FSA」7 月号において、当対談のスピンオフ企画として、新発田審議官に、発足 25 周年を迎えた金融庁に対する思いや現在取り組んでいる政策についてのインタビュー記事を掲載しておりますので、ご覧下さい。にのぼっています。このような成果が挙がったのは、企画部局が時代の先を読んで思い切った規制緩和をしたからですし、日頃から地銀とコミュニケーションをとって本音を言えるような関係を構築してきた財務局の窓口としての役割も大切です。その一方で、政策という歯車と、現場の実態という歯車が噛み合うよう、監督部門が運用面で工夫できることも実は結構あります。それぞれの部局から託されたバトンを次の部局にしっかりと渡していく中で、金融行政全体として、より良いパフォーマンスを上げられるようにしたという点では、大変印象に残る経験だったと思います。服部:本日はお忙しい中、ありがとうございました。新発田:ありがとうございました。(なお、本インタビューは令和 7 年 3月に実施された。)

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