令和 6 年における全国の税関における不正薬物全· 令和元年は、平成 31 年 1 月から令和元年 12 月を示す。以下同じ。· 令和 6 年の数値は速報値である。· 大麻には、令和 6 年 12 月 12 日に施行された大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律における、麻薬である大麻及びTHC 類製品を含む。THC 類製品とは、大麻の有害成分である THC 類(テトラヒドロカンナビノール類)を含有する液体や菓子類をいう。· その他とは、あへん、麻薬(ヘロイン、コカイン、MDMA 等)、向精神薬及び指定薬物をいう。(㎏)4,0003,0002,0001,00000全国全国のの税関税関におけるにおける関税法違反事件関税法違反事件のの取締取締りり状況状況特集 : 件数1,89666422H271,04767082745 8369911781262,587811 1,014R1R28253241,04617120884153 4732,246665R3R4R51,0204753441,761R6体の摘発件数は 1020 件(前年比 24%増)となり、押収量では約 2579㎏(同 6%減)となった。不正薬物全体の押収量は、令和元年に約 3,339kg に達したのもの、その後は 2 トンを下回る状況が続いていた。ところが令和 5 年に再び 2 トンを上回り約 2,741kg を記録した。そして、令和 6 年の押収量も約 2,579kg と(件数)2,0001,5001,0005002 トンを超えた。これは過去 3 番目の押収量であり、2 年連続で 2 トンを超えるのは初めて。深刻な状況となっている。この背景には、海上貨物や航空貨物による大口の摘発があったことや、覚醒剤の押収量が引き続き高水準で推移していること、さらには大麻や麻薬の押収量が大幅に増加したことがある。不正薬物等不正薬物等押収量は初めて 2 年連続で 2 トンを超え、過去 3 番目を記録する深刻な状況に89287178414091,501156901311,159 1,15934H28H29H30Jun. 3 3ファイナンス 20252025 Jun.ファイナンス不正薬物の摘発件数と押収量の推移■:覚醒剤 ■:大麻 ■:その他
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