SPOT 国際経済学会の協力もいただきながら参加者募集を行いました。付け、助言させていただきました。また、事前の職場見学会として、共催団体・協力団体からの希望を募り、(公財)日本関税協会のパートナーとして知的財産の保護に積極的に取り組んでいる事業者及びNACCSセンターを見学していただきました。研究を進める中での学生からの相談は随時受けリフ』となります。○『カスタム君』は、麻薬探知犬をモデルとした税関イメージキャラクター。名前は、英語で税関をCUSTOMS(カスタムス)ということから名付けられました。○『タリフ』は、横浜通関業会の公式キャラクター『ハマの通関士 タリフ&シンコック』の1キャラクター。外国と我が国とを結ぶサプライチェーンの中で、通関士の専門的知識を生かし、輸出入貨物の通関手続をスピーディに処理する貿易取引のエキスパート。幸運を呼ぶ吉鳥で、ヨーロッパでは知恵の象徴とされているフクロウの仲間。国際物流と貿易の未来を考える「学生フォーラム」ファイナンス 2025 May. 492 フォーラム全般を通して額が減少することを明らかにし、タイへの現地調査によってその要因を説明するとともに、NAPへの法的拘束力の附帯やコスト負担の軽減を図ることで、実効性のあるタイNAPになることを説明。○特別賞・学習院大学経済学部(グループ名「東班」)世界の貿易量の9割を占める海上輸送について、海上コンテナ輸送費の変動が経済活動に大きな影響を及ぼすことを説明。コンテナ製造国分散、輸出需要過多解消、海賊発生抑制の観点から政策を提言し、安定したコンテナ輸送を実現できることを提言。フォーラムの開催は、今回が3回目でした。学生フォーラム事務局としても前回、前々回の開催状況を確認しながら試行錯誤しつつ、より良いフォーラムとするために尽力してきました。関係者含め約130名もの皆さんにご参加いただいた大規模なイベントであり、準備作業において困難な場面もありましたが、共催である横浜税関から多大なるご協力をいただき、無事に終えることができました。学生の皆さんからは、「税関の意義や貿易の実態について深い理解をすることができた。」、「新しい視点を得ることができた。」などの声を聞くことができ、改めてフォーラムの反響の大きさを実感しました。今回のフォーラムは共催団体・協力団体、審査員、学生及び教員の皆さん並びに共催である横浜税関の御助力に支えられて開催できたフォーラムだと感じています。ご参加いただいた皆様には本誌をお借りし、心より感謝申し上げます。コラムフォーラム開催の約半年前(2024年9月)に参加募集チラシを税関HPへ掲載し、X(旧Twitter)も活用しつつ、また、個別に過去参加した学校の教授の皆さんや日本貿易学会及び日本コラム表彰式画像の左側が『カスタム君』、右側が『タ
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