6.その他各歳出分野における取組令和7年度社会保障関係予算のポイント令和7年度予算特集:4特 集 ファイナンス 2025 May. 27(2)介護(1)医療100億円(6年度:95億円)3.6億円(6年度:46百万円)11.5億円(6年度:9.7億円)23.8億円(新規)1.8億円(新規)科技工士の業務に係る評価を見直す。カ 服薬指導の評価に関する見直し- 医薬品の供給不安下での保険薬局の各種業務負担に鑑み、服薬指導に係る評価の見直しを行う。ア 地域支援事業の推進等- 地域包括ケアシステムの実現に向けて、高齢者の社会参加・介護予防に向けた取組、配食・見守り等の生活支援体制の整備、認知症の人への支援の仕組みづくり、在宅医療と介護の連携等を一体的に推進。※ 引き続き、高齢者の地域における自立した日イ 地域医療介護総合確保基金(介護分)- 介護施設の整備や介護人材の確保等に向けて必要な事業を支援。※ 地域の実情に応じた介護従事者の確保対策等※ 本基金のほか、「介護事業所における生産性※ 令和6年度補正予算において、別途、介護分ウ インセンティブ交付金(保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金)- 保険者機能の強化に向け、市町村や都道府県による取組の客観的な評価結果に応じて交付金を交1,800億円(6年度:1,804億円)常生活の支援や社会参加を促進する観点から、介護予防・日常生活支援総合事業の充実を図るための見直しを検討。524億円(公費)(6年度:524億円(公費))のため、基金のメニュー事業を追加・拡充(訪問介護等サービス提供体制確保支援事業の追加等)。向上推進事業」(1.3億円)等により、テクノロジーの導入や生産性の向上を推進。野へのICT・ロボットの導入等による生産性向上や経営の協働化等を通じた職場環境の改善を支援するため、200億円を措置。301億円(6年度:300億円)2.0億円(新規)必要な措置を講じる。各歳出分野において、メリハリ付けを行いつつ、必要な予算を措置。ア ドクターヘリ導入促進、ドクターカーの活用促進- ドクターヘリの運行に必要な経費を確保するとともに、ドクターカーの活用促進に向けた検討を行う。イ 薬局機能高度化推進事業- かかりつけ薬局等の一層の活用を図るとともに、地域における医薬品提供体制を強化する観点から、薬局間連携等を推進するための取組を実施する。ウ 費用対効果評価の更なる活用に向けた取組- 諸外国での費用対効果評価による医療費削減効果や医療の質向上に関する調査等を行う。また、費用対効果評価の結果を臨床現場で活用するため、疾患別の診療ガイドラインへの掲載を含め、臨床現場への普及啓発の方法に関する調査・研究を行う。エ 入院時の食費基準額の見直し- 医療機関を取り巻く状況変化を踏まえ、低所得者に対しては一定の配慮を行いつつ、入院時の食費基準額の引き上げを実施する。オ 歯科衛生士や歯科技工士の業務の評価に関する見直し- 歯科医療におけるタスクシフトを進め、その効率的提供を推進する観点から、歯科衛生士及び歯
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