ファイナンス 2025年5月号 No.714
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5-1. 文化資源の持続可能な保存・活用によ特 集5.文化庁予算 22 ファイナンス 2025 May.※ この他、6年度補正予算で27億円(文化部活動を含めると29億令和7年度文教及び科学振興費について※この他、6年度補正予算で230億円を計上※この他、6年度補正予算で21億円を計上○ アスリートの派遣等による体育授業等の充実・高度5-2.世界に誇る多様な文化芸術の創造・発信○ 現代的課題に対応した劇場・音楽堂等の総合的な機5-3.文化振興を支える拠点等の整備・充実○国立文化施設の機能強化等4-2.持続可能な競技力向上体制の確立○競技力向上事業る好循環の構築国で実証事業を実施し、地域の実情に応じた多様な地域移行の方策や関係者間の連携について実践・検証するとともに、地域移行に資する学校施設の改修や中学校における部活動指導員の配置等を支援する。化の促進アスリートとの直接交流を通じ、スポーツの意義を感じて子どもたちが自ら運動する意欲を喚起する教育手法の展開など、質の高い教育活動を進めていくため、アスリートの派遣を希望する学校等がスムーズに派遣を受けられる仕組みを構築する。(102億円⇒104億円(+1.8%))持続的にオリンピック・パラリンピック大会を含む主要国際競技大会等で活躍するアスリートを輩出するため、各競技団体が行う日常的・継続的な強化活動を支援するほか、ロサンゼルス2028大会等で活躍が期待される次世代アスリートの発掘・育成などの戦略的な取組に対する支援を実施する。○ハイパフォーマンス・サポート事業(15億円⇒14億円(▲7.0%))スポーツ医・科学、情報等によるトップアスリート活躍のための専門的かつ高度な支援を実施するとともに、ミラノ・コルティナ2026大会において、アスリート等が最終準備を行うための医・科学、情報等サポート拠点を設置する。○先端技術を活用したHPSC基盤強化事業ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)が行うスポーツ医・科学支援機能を発展させ、スポーツ医・科学、情報等の知見に基づくコンディショニングサポートの実証研究、デジタル等の先端技術を活用し円)を計上休日の部活動の段階的な地域移行を進めるため、全※この他、6年度補正予算で7億円を計上(2億円⇒2億円(+4.6%))(4億円⇒5億円(+22.5%))た支援手法の研究等を実施する。○文化財の修理・整備・活用及び防災対策等国宝・重要文化財(建造物・美術工芸品)や史跡等を積極的に活用しながら次世代に確実に継承できるよう、適切な修理・整備や、防災・防火対策等に対する支援を実施する。また、文化財保護・活用のための寄付の受け皿を整備する。能強化の推進劇場・音楽堂等における実演芸術の創造発信や人材養成、普及啓発、施設間のネットワーク形成や子供の鑑賞機会を提供する取組などへの支援を通じ、劇場・音楽堂等における地域の核及び芸術の拠点としての機能を強化する。○メディア芸術の創造・発信プランマンガ、アニメ、ゲーム等のメディア芸術分野におけるクリエイター等の育成のほか、全国の所蔵館等におけるアーカイブ化の取組を支援する。また、産業界とも連携した(独)国立美術館における研究機能等の具体的な在り方の検討を実施。我が国の文化芸術の創造及び伝承・保存の中核であり、文化観光の拠点である国立文化施設の機能を充実・強化する。(250億円⇒244億円(▲2.5%))(27億円⇒37億円(+36.5%))(9億円⇒9億円(同額))(323億円⇒324億円(+0.5%))

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