ファイナンス 2025年5月号 No.714
24/112

2-4-5.高度専門人材の育成等○ 未来を先導する世界トップレベル大学院教育拠点創3-2. AI、量子、健康・医療分野等の重要分特 集2-4-4.国立高等専門学校3.科学技術予算 20 ファイナンス 2025 May.※この他、6年度補正予算で52億円を計上※この他、6年度補正予算で10億円を計上○科学研究費助成事業(科研費)基礎から応用まで、全ての分野にわたる、研究者の自由な発想に基づく研究を支援する。令和7年度より新たに「国際性」の評価基準を導入し、国際的な競争力の高い研究課題への支援を充実する。○戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)イノベーションの源泉となる基礎研究を推進するため、国が定めた戦略目標の下、組織・分野を越えた体制を構築して行う研究を支援する。優秀な若手研究者のステップアップ等を推進する観点から、若手研究者支援を充実する。○海外特別研究員制度博士の学位を有する者の中から優れた若手研究者を「海外特別研究員」として採用し、海外の大学等研究機関において長期間(2年間)研究に専念できるよう支援する。物価上昇等に対応した支給額の増により支援を充実する。○研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業大学の経営戦略の策定や経営資源の確保等の業務に当たる研究開発マネジメント人材(URA等)の量的不足の解消や質の向上を図りつつ、適切な処遇・キャリアパスを構築するため、大学における人材の確保及び育成に向けた支援を実施する。○私立高等学校等経常費助成費等補助(1,012億円⇒1,003億円(▲0.9%))私立高等学校等における教育の高度化等に必要な経費を着実に支援しつつ、幼稚園教諭のキャリアアップに資する処遇改善メニューの新設による人材確保支援の強化や、特別な支援が必要な幼児・生徒の数の増加への対応を実施する。○国立高等専門学校機構運営費交付金(629億円⇒630億円(+0.1%))高専教育の高度化のため、実践的スタートアップ教育等により社会ニーズを踏まえた人材育成体制を強化するとともに、海外で活躍できる技術者の育成支援等により高専の国際化を促進する。出事業社会で活躍する質の高い博士人材をより多く輩出できるよう、世界トップレベルの大学院教育を行う拠点の形成を図るため、学内資源を大学院へシフトしつつ、徹底した国際化や産学連携による教育の強化を全学的に図る取組を支援する。○半導体人材育成拠点形成事業世界的に半導体需要が拡大する中での人材不足に対応し、高度な半導体人材を育成するため、半導体産業に係る地域性や各大学の特色を踏まえつつ、半導体人材教育プログラムを構築・展開する取組を支援する。○大学の世界展開力強化事業(13億円⇒15億円(+11.7%))重要な国・地域との単位の相互認定等による質保証を伴った学生交流等を支援し、国際教育連携を推進するため、国際的に存在感を高めるグローバル・サウスの国々との大学間連携への支援を追加し、大学の世界展開力を強化する。○ 科学研究向け基盤モデルの開発・共用(TRIP-AGIS)支援野の研究の戦略的推進3-1. 研究力向上に向けた人材育成・研究費(2,377億円⇒2,379億円(+0.1%))(437億円⇒438億円(+0.3%))(25億円⇒28億円(+9.0%))(17億円⇒25億円(+47.0%))(6億円(新規))(19億円(新規))(6億円(新規))

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る