ファイナンス 2025年2月号 No.711
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祐徳稲荷神社川古の大楠武雄の大楠飛龍窯工房各地の話題連載各地の話題2本あります。若木町川古にある「川古(かわご)の大楠」と武雄神社にある「武雄の大楠」で、両方とも幹の太さが幹回り20mを超え、国の天然記念物に指定されています。全国巨木ランキングで上位にランクインしており、観光やパワースポットの場所として有名です。飛龍窯は、「陶芸の里武雄」の拠点として、世界一の容積を誇る登り窯です。4つの房から成り、その1つの大きさは大型バス1台と同じくらいの大きさで、全長は23m、一度に約12万個の湯飲みを焼成することができます。になっています。この楼門の二階天井には、十二支の子(ねずみ)、卯(うさぎ)、午(うま)、酉(とり)の4つの彫り絵が四隅に飾られています。一方、東京駅の南北ドームの天井には、巳(み)、辰(たつ)など8つの干支のレリーフがあり、なぜ8つなのか、長い間、謎とされていましたが、楼門の4つと東京駅の8つを合わせると十二支が揃うということが分かり、話題となっています。古い歴史のある嬉野温泉は、日本三大美肌の湯の一つで、ぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く含む重曹泉で、浸かるだけでつるつるスベスベのお肌になると注目を集めています。さらに、飲めば胃腸や肝臓等の機能を活性化させる効能もあると言われています。湯上がりには、嬉野温泉名物の「温泉湯豆腐」がおすすめです。また、温泉街には、公衆浴場「シーボルトの湯」や美肌の神様として知られた「豊玉姫神社」があり、観光スポットとなっています。鹿島市にある祐徳稲荷神社は、1687年に肥前鹿島藩主・鍋島直朝の夫人により創建された神社で、日本三大稲荷の一つです。豪華で華やかな外観から、「鎮西日光:九州の東照宮」とも呼ばれ、商売繁盛や縁結びなどのご利益があると信仰されており、年間300万人もの参拝客が訪れています。武雄市内には、樹齢3000年以上ある巨木・大楠が 82 ファイナンス 2025 Feb.[飛龍窯(世界一の登り窯)][嬉野温泉][祐徳稲荷神社][武雄市の巨木・大楠]

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