出典:輸出入・港湾関連情報処理センター(株)HP(1)混載トランシップ貨物の空港間の保税運送をシステムで手続き可能にする。(2)航空会社蔵置場におけるトランシップ貨物の搬出先として、航空会社蔵置場以外の蔵置場も選択可能とする。X空港航空会社保税蔵置場空港保税蔵置場Y空港航空会社保税蔵置場空港保税蔵置場システム申告(GOL01)(現行)マニュアル申告システム申告(OLT01)(現行)(次期にて可能化)ファイナンス 2024 Sep. 7 第7次NACCSにおける検討事例(航空貨物における仮陸揚関連業務の改善)具体的な施策例(2)具体的な施策例(2)手続きの実質的なデジタル完結を図り 手続きの実質的なデジタル完結を図り システムの高度化・効率化を推進システムの高度化・効率化を推進事業者へのシステムの利用の推奨や リーフレットによる広報・周知も保税地域の被許可者は、搬出入する貨物についての台帳を設け、適正な貨物管理を行う必要があるが、この台帳の保存に関する負担軽減の望む声が寄せられたことから、7月より、バックアップ・データを電子的に保存する場合に、クラウドサービス等を活用し簡易に保存することができるよう、運用を見直した。今後、メイン・データについても、負担軽減に向けた対(2)手続きのデジタル完結利用者の業務実態や技術の進展を踏まえた保税関係手続きの電子化のあり方を検討し、NACCSの利便性向上等により手続きの実質的なデジタル完結を図る他、保税取締り等の更なる高度化・効率化を図るため、システム上必要な対応を進める。応の検討を進めていく。このほか、空港間の混載トランシップ貨物の運送についてシステムで手続き可能とする等、新たなニーズや利用者に配慮した保税関係手続きの利便性向上のため、NACCSのプログラム変更等を含め、様々な対応を進めていく。また、手続きのデジタル化を進めていくため、事業者へのシステムの利用の推奨や、リーフレットによる広報・周知を進めるほか、申請者等の事情に応じ、WEB会議ツールや電子メール等の活用も進めていく。
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