ファイナンス 2024年6月号 No.703
65/74

更に、町中心地の再生を図る事業、町内でのチーズ、ワインの生産開始、観光スポットのリニューアルなど、町全体が動いていると感じます。今後も、「行きたいまち」、「生きたいまち」を標榜する弟子屈町の取組に大いに期待したいと思います。地方創生コンシェルジュ北海道財務局釧路財務事務所長 明石 勝哉川湯温泉街再生のため、国の補助金を活用した廃業ホテルの解体は、稀有な取組だと感じました。温泉街では様々な施設整備が進められているほか、新たなホテルの誘致にも成功するなど、川湯温泉街は生まれ変わろうとしています。 ファイナンス 2024 Jun. 61美幌峠から望む屈斜路湖の雲海(写真提供:弟子屈町地域おこし協力隊員 高橋 志学)屈斜路湖で楽しむSUP(写真提供:KUSSHAROKO SUP CLUB)す。この状況が一過性のものにならないような移住定住促進を今後も進めていきます。令和4年にリニューアルした「弟子屈町移住定住ポータルサイト」は、移住者向けに特化した情報を発信していますので、ぜひ一度ご覧ください。5.行きたいまちへ、生きたいまちへ。本町は今、大きく変わろうとしています。阿寒摩周国立公園満喫プロジェクトによる世界水準のナショナルパークとしての川湯温泉街再生、国立公園指定90周年を迎える阿寒摩周国立公園、地域観光交流拠点施設の整備と併せた中心市街地の活性化、弟子屈チーズ工房や屈斜路カルデラワイナリーでの生産開始、摩周和牛の新しい特産品の創出、摩周湖カムイテラスなど観光スポットのリニューアルなど、新しい弟子屈町へ向けたまちづくりが本格化しています。変わりつつある今の弟子屈町に、是非遊びにきてください。そしてまた、数年後の弟子屈町にも足を運んでいただき、その違いも楽しんでみませんか?「行きたいまち」、「生きたいまち」を目指す取組に期待! 弟子屈町

元のページ  ../index.html#65

このブックを見る