研修生たちの研究成果を見届けます。12:00 職員とランチこの日は職場の食堂で名古屋名物フェアが開催されていたので、みんなで味■カツをいただきました。13:00 経済学の勉強会を開催財務総研の研究員に向け、経済学を一緒に勉強する会を定期的に開催しています。17:15 時間休を取得予定があったため、1時間休暇を取得しました。〜吉元研究官の場合〜8:00 テレワークフレックスタイム制を利用しているので、朝8時に勤務開始です。午前中は自宅でテレワークをすることも多いです。12:00 昼食・職場へ移動13:30 部内ミーティングに参加月に一度総務研究部全体で行われるミーティングに参加します。14:00 外部の先生との打合せ共同研究について、外部の先生との打合せを行いました。[座談会後の一枚]浅井:経済学の研究者で卓越研究員に採択されるのは、桃田さんが一例目だそうですね。今後の官学連携への取り組みに期待しています。吉元さんは、今後の財務総研での活動についての展望をお聞かせください。吉元:輸出入申告データを活用した共同研究に、研究者の立場で参加することになっています。これまで職員として研究者と行政の橋渡しとして取り組んできた経験を生かしつつ、関税政策に精通している同じチームの先生方からもお力添えいただき、財務省の政策に資するような研究に取り組みたいと考えています。2.おわりにここまで現役研究官の生の声をお届けして参りました。財務総研で働く研究者たちが普段どのような業務を行っているのか、また私たち財務省職員との関係性について垣間見ることができたのではないでしょうか。研究官は、多種多様なバックグラウンドを持つ職員が在籍する財務総研の中でも、特に経済学のプロフェッショナルとして日々財務総研の研究活動を支えています。また、研究官として財務総研に在籍することで得られる成長も、今回のインタビューで窺い見ることができました。現役の研究官、そして未来の研究官たちが、財務総研での経験をもとにさらに成長し、経済学を支える柱となっていくことを期待して、本稿の結びといたします。また、2022年から行われている「第1期輸出入申告データを活用した共同研究」の成果が続々と公表されています。その研究成果を広める活動にも力を入れたいと考えています。最後に、約20年前に研究官として財務総研にご在籍されていた早稲田大学政治経済学術院の別所俊一郎教授へのインタビューをコラムとして掲載します。歴代の研究官たちは、財務総研を離れた後、どのようなキャリアを重ねているのでしょうか。 54 ファイナンス 2024 Jun.【コラム】財務総研研究官の1日の過ごし方〜桃田研究官の場合〜10:00 財政経済理論研修・論文合評会への参加
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