福岡財務支局セミナーCOP28ジャパン・パビリオン欧州IR米国IRファイナンス 2024 May 9GX投資を支援する仕組みを創設GX経済移行債特集海外市場関係者に対しては、個別面談とセミナー形式を組み合わせたGX-IRを実施した。令和5年12月4日に、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の「ジャパン・パビリオン」において、財務省・経済産業省・環境省の共催で、「GX投資拡大における国債の役割」をテーマにセミナーを開催した。その後、令和6年1月後半から2月初めにかけて、欧州(ロンドン、パリ、フランクフルト)及び北米(ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ)を1週間ずつ訪問し、ESG業界におけるオピニオンリーダーである投資家(中央銀行・外貨準備当局、年金基金、資産運用会社、商業銀行等)を中心に合計40件程度の個別面談を実施した。また、令和6年4月25日には、主にアジアの市場関係者向けにCT債をテーマとするWebセミナーを開催し、40名程度の参加があった。他にも、CT債のみをテーマとしたものではないが、特に海外の市場関係者に対しては、昨夏以降、本年4月にかけて、北米、欧州、アジア、オセアニア、中東を含め11カ国16都市の海外出張や、日本における国際会議等の機会を活用し、海外投資家と合計150件程度の面談を実施するとともに、証券会社等主催のセミナーにも積極的に登壇し、日本の国債管理政策や財政状況・マクロ経済環境のアップデートと併せて、CT債に関しても丁寧に説明している。CT債については、引き続き、経済産業省やサポーター、評価機関とも密に連携しながら国内外市場関係者向けのIRに努め、粘り強く市場関係者の理解を促していくことが重要と考えている。
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