ファイナンス 2024年3月号 No.700
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※【】は、公共事業関係費等を除いた内閣主計官担当分【資料2:令和6年度 内閣・内閣本府等予算のポイント(概要)】*6) デジタル庁一括計上分を含む。令和6年度7,522【5,275】1,1156,408【4,160】(単位:億円)増▲減額68【59】5017【9】(3) 政府機関等のサイバーセキュリティ強化(4) 情報収集衛星の開発・運用の推進 (5) 宇宙開発利用に関する施策の推進 (内閣府宇宙開発戦略推進事務局)(内閣サイバーセキュリティセンター)(内閣衛星情報センター)○デジタル田園都市国家構想の実現に向け、「デジタル田園都市国家構想交付金」(1,000億円)等により、地方におけるデジタル実装やデジタルの活用による地方創生の取組を推進。○沖縄振興策を総合的・積極的に推進するため、沖縄振興予算を2,678億円計上。「強い沖縄経済」実現ビジョン(※)に係る事業の拡充や、沖縄健康医療拠点整備の令和6年度中の事業完了に向けた所要額を計上。※「『強い沖縄経済』の実現に向けた西銘大臣ビジョン」(令和4年5月)○政府機関等のサイバーセキュリティの強化や、情報収集衛星・実用準天頂衛星システムの開発等、我が国が直面する課題に対応。所管内閣・内閣本府等内閣内閣本府等(こども家庭庁、警察庁を除く)昨今のサイバー空間を巡る深刻な脅威に対応するため、56億円*6を計上している。「国家安全保障戦略」を踏まえつつ、政府機関等におけるサイバーセキュリティを強化する。具体的には、既存のセキュリティ監視の枠組みを増強するため、外部(インターネット)からアクセス可能なIT資産(WebページやIoT機器、クラウド等)を常時、組織横断的に評価し、システムの脆弱性等を随時是正する仕組みを構築する。安全保障及び大規模災害への対応等の危機管理のために必要な情報の収集のため、情報収集衛星の開発・運⽤を効率的に推進するための経費として、622億円を計上している。精度や信頼性の高い衛星測位を可能とする実⽤準天(6)防災対策の推進(政策統括官(防災担当))激甚化・頻発化する様々な⾃然災害に対応するため、首都直下地震対策の検討、火山防災対策の強化等を行うとともに、次期総合防災情報システムを中核とする防災関係省庁等における情報連携のための防災デジタルプラットフォームを構築し防災DXを推進するための経費として、73億円*6を計上している。(7) 孤独・孤立対策の推進 (孤独・孤立対策推進法施行準備室)令和5年度7,455【5,216】1,0646,390【4,152】頂衛星システムについて、現行の4機体制での運⽤を着実に実施するとともに、7機体制の確立に向けて5-7号機の開発等を効率的に推進するための経費として、167億円を計上している。⾃治体等を通じて行う関係機関の連携・協働体制の構築への支援等及び孤独・孤立対策に取り組む中小規模のNPO等への運営能⼒の向上や活動基盤の整備支援等、地域の実情に応じた取組を支援するための経費として、孤独・孤立対策推進交付金を創設し、1億円を計上している。 4 ファイナンス 2024 Mar.令和6年度内閣・内閣本府等予算のポイント(概要)

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