ファイナンス 2024年2月号 No.699
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ファイナンス 2024 Feb. 93 署の屋上から撮影した富士山静岡県富士山世界遺産センター富士税務署 総務課長前田 純之介管内面積は、634.03km2、管内人口は約37.6万人であり、地下水に恵まれた地域であることから、その特性を生かし、古くから「紙のまち」として栄え、現在も製紙関連産業が基幹産業の1つとなっています。「富士山登山ルート3776」は、富士市が設定した海抜0mから富士山頂(標高3776m)を目指す、田子の浦港付近からスタートする全長約42kmのルートで、3泊4日の行程が推奨されています。このルートでは、あらゆる視点からの富士山の眺望、多くの先人達が歩いたとされる海からの富士登山の歴史、はじめに富士税務署は、昭和22年8月に沼津税務署から分割され富士宮税務署として設置された後、昭和39年2月に現在の所在地に移転し、富士税務署と改称されました。管轄区域は、静岡県東部の富士市及び富士宮市であり、南は日本一深い駿河湾が広がり、北は世界文化遺産の「富士山」がそびえ、自然に恵まれています。富士山へ、0からの挑戦そして富士山や駿河湾といった恵まれた自然により形成された観光資源や産業資源等、ここでしか楽しむことのできないオンリーワンの魅力が満載です。皆さんも、余裕のある計画で山頂を目指してみてはいかがでしょうか。中央の展示棟は、木格子で覆われた逆円すい形のユニークなフォルムが特徴です。施設内にはらせんスロープがあり、壁面に投影される富士山の風景を楽しみながら富士登山を疑似体験できます。静岡県富士山世界遺産センター静岡県富士山世界遺産センターは、平成25年6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えてくため、富士宮市に建てられた施設です。紙のまち富士及び富士宮地域は、豊富な水資源、原料である富士山の玄関口〜自然と歴史と産業が調和するまち〜富士市

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