CASECASE実施した研修会等○金融機関は、OEMOEM間でOEMや上○Tier3以状況が認期待するる化や削支援や財自動車産業はサプライチェーンの裾野が広く、かつ階層化され、階層ごとに取引金融機関の業態が異なる構造となっている。カーボンニュートラル(CN)を円滑かつ迅速に進めるためには、自動車産業界と金融機関の間で、また、階層縦断的な情報共有が不可欠である。東海財務局は、中堅・中小サプライヤーのCN対応をサポートする金融機関と自動車産業界が一体となって取り組むためのプラットフォーム(連絡会)を発足。製造現場のCO2等排出量削減対応を主テーマに開催している。金融機関から出された課題や意見要望等に対し、連絡会では、完成車メーカー(OEM)から「自動車業界団体におけるOEM間での測定ルール共通化」の取組が紹介されたほか、OEMや上位サプライヤーによ佐賀財務事務所では、経済団体からの依頼を受け、経済団体の職員(経営指導担当者)向けに、当事務所が調査・公表している「佐賀県内経済情勢報告」や「法人企業景気予測調査」をはじめとした、佐賀県内の統計データの読み方・解き方に関する研修会を実施した。また、同団体からの依頼を受け、出前講座や講演を実施し、最新の調査等の結果について詳しく説明した。出前講座の様子その結果、出前講座の参加者からは、「統計データの見方などの理解が深まった」「今後の事業支援等の際に活用したい」などの声が寄せられた。また、講演の聴講者から「会員へも情報を還元したい」「統計等を踏まえ様々な視点で考える必要性を感じた」などの感想も聞かれた。今後もこうした継続的な取組を通じて、地域の関係者と経済情勢に関する情報を共有していく予定。講演の様子実施内容「県内統計データ『読み方・解き方』」研修R4.5佐賀県商工会連合会職員出前講座「法人企業景気予測調査について」 ※全国版の調査結果についても説明講演「日本の財政と佐賀県の経済情勢について」時期対象(経営指導担当者)R4.12佐賀県商工会連合会職員 及び県内商工会職員R5.2佐賀県内商工会監事東海財務局Tier2Tier3Tier3↓↓↓↓↓↓↓↓Tier3↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ↓↓OEMTier1Tier11次サプライヤー↓↓↓↓↓Tier22次サプライヤーTier33次サプライヤー福岡財務支局佐賀財務事務所サプライチェーン↓Tier2↓Tier2Tier3主なメインバンク主要行地域銀行信用金庫等現状の課題経営者の意OEM・上位方針の共地域の基幹産業における中長期課題に対する取組地域経済情勢に関する情報共有 4 ファイナンス 2023 Oct.東海財務局は、「自動車産業と金融機関によるカーボンニ東海地域の基幹産業である自動車産業のカーボンニュートとして円滑かつ迅速に進むよう、自動車産業界と金融機関概要る説明会の実施状況等を紹介した。その結果、3次サ○自動車産業はサプライチェーンの裾野が広く、かつ階層化プライヤー(Tier3)以下の層(図参照)の対応が十され、階層毎に取引金融機関の業態が異なる構造。CNを円滑かつ迅速に進めるためには、自動車産業界と金融機関分に進んでいない状況が認められたため、金融機関にの間で、かつ階層縦断的な情報共有が不可欠。おいては、CO2等排出量の見える化や削減策の実行に○東海財務局は、中堅・中小サプライヤーのCN対応をサポー伴い、必要となる資金繰り支援や財務改善支援等を的トする金融機関と自動車産業界が一体となって取り組むためのプラットフォーム(連絡会)を発足。これまでは、製造確に行う必要があることが分かった。現場のCO₂等排出量削減対応を主テーマに開催。取組の地域の基幹産業における中長期0304金融に関する取組地域経済調査に関する取組
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