【集合写真】【羽深顧問とソン審議官】【中山名誉団長バナー交換】 62 ファイナンス 2023 Oct.4.試合結果迎えた試合当日朝、9月に入ってもまだまだ衰えることの知らない強い日差しの下、海岸からの爽やかな風を受けつつ、総勢80名を超える両国選手団が稲毛海浜公園球技場に集った。親善試合とはいえ、試合結果を最も重視している両国選手団には、かつてのような二日酔い状態のものはおらず、全選手が万全の体制でグラウンドに集うことができた。また、稲毛海浜公園球技場は、サッカー日本代表や各国ナショナルチーまた、韓国選手団到着日の夜には、一行を歓迎するため、羽深顧問のホストによる選手団幹部での懇親会が開かれた。一昔前の日韓戦においては、試合前日の歓迎会で、相手国主将といったサッカーにおけるキーパーソンに対してお酒での攻撃をしかけるという前哨戦の様相が強かったが、20年を超える歴史を持つ大会の中で選手団も高齢化したためか、直近の大会では比較的穏やかな前夜祭を過ごす雰囲気も醸成されており、今回も翌日の試合に備えてお互いに探りを入れながら、また、旧交を温めるといった趣旨が色濃く出る中、歓迎会は厳かに行われた。ただし、中山名誉団長からは、岸田文雄・内閣総理大臣からの差入れであるベトナム産の朝鮮人参酒が持ち込まれ、幹部団で味見を行うとともに、翌日の試合後の全体懇親会での夜の戦いが約束された。ムも国際大会の際には練習場として使用するグラウンドであり、芝の刈込み状態や散水状況など、通常の財務省サッカー部の活動では出会えることがないほど素晴らしいものであり、まさに日韓戦という国際親善試合を行うにふさわしいものであった。開会式は、中山名誉団長及び韓国選手団長からの挨拶でスタートした。中山名誉団長からは、本大会は、コロナ禍を経て、日韓関係が改善する中で再会できたものであり、岸田総理にも結果を報告したいとの発言があり、両チームにとって、まさにナショナルチームとしての戦いとなった。次に、森田団長から、コロナ禍の大会休止期間中に、財務省サッカー部及び日韓戦の創設にご尽力いただいた上西康文・元税務大学校長、及びホン・ガンピョ・2018年日韓戦韓国総括幹事がお亡くなりになられたことが紹介され、参加者による黙祷が行われた。その後、坂口雄紀・日本キャプテンによる選手宣誓の後、東京都サッカー協会から派遣された本大会の審判団の紹介が行われた。勝負にこだわる日韓戦においては、その判定の公平性を保つために、必ずサッカー協会に審判団の派遣をお願いしており、今回は、小川顕康・審判員(2級)、鳥居尚登・審判員(2級)、大橋紀博・審判員(3級)、小柳理恵・審判員(3級)の4名が駆け付けてくれた。やはり、公式審判員がくると気持ちも試合も引き締まるものだ。(2)幹部歓迎会(9月1日(金)夜)(1)開会式
元のページ ../index.html#66