ファイナンス 2023年3月号 No.688
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○文化芸術による創造性豊かな子供の育成○適切な修理周期による文化財の継承の推進4-2.持続可能な競技力向上体制の確立○競技力向上事業4-3.スポーツの成長産業化○スポーツ産業の成長促進事業令和5年度予算特集:2令和5年度文教及び科学振興費について 進、活動基盤の強化 32 ファイナンス 2023 Mar.5-2. 文化財の匠プロジェクト等の推進・充実による文化資源の持続可能な活用の促進5-3.文化振興を支える拠点等の整備・充実○国立文化施設の機能強化・整備5.文化庁予算5-1. 文化芸術のグローバル展開、DXの推アスリートとの直接交流を通じ、スポーツの意義を感じて子どもたちが自ら運動する意欲を喚起する教育手法の展開など、質の高い教育活動を進めていくため、アスリートの派遣を希望する学校等がスムーズに派遣を受けられるよう、その仕組みを構築する。○障害者スポーツ推進プロジェクト(100億円⇒101億円(+0.4%))2024年パリ大会などの国際競技大会等における日本代表選手のメダル獲得に向け、各競技団体が行う日常的・継続的な強化活動を支援するほか、2028年ロサンゼルス大会等で活躍が期待される次世代アスリートの発掘・育成などの戦略的な取組に対する支援を実施する。○地域におけるスポーツ医・科学サポート体制構築事業(1億円(新規))地域のスポーツ医・科学センターや関係機関が連携・協働し、地域のアスリート等に対するスポーツ医・科学支援提供体制の構築や支援内容の質の向上等を行う取組を支援する。(2億円⇒2億円(+36.6%))障害者が身近な場所でスポーツを実施できる環境を整備するため、障害者のスポーツ実施状況・阻害要因の把握や、実施環境の整備等に向けたモデル創出事業、特別支援学校や社会福祉施設等における運動・スポーツ活動の促進事業等を実施する。(3億円⇒4億円(+19.3%))スポーツの成長産業化を図るため、スポーツホスピタリティの向上、テクノロジーの活用、スタジアム・アリーナ改革、スポーツ界と他業界の共創による新事業創出の推進等を実施する。(73億円⇒84億円(+14.5%))※この他、4年度第2次補正予算で22億円を計上文化芸術により子供たちの豊かな感性や創造力等を育むため、小・中学校等において、実演芸術の巡回公演又は芸術家の派遣を行い、子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を提供する。(245億円⇒250億円(+2.0%))※この他、4年度第2次補正予算で58億円を計上国宝・重要文化財(建造物・美術工芸品)や史跡等を積極的に活用しながら次世代に確実に継承するため、適切な修理・整備や、防災・防火対策等に対する支援を行う。文化財保護に向けた寄付金やクラウドファンディングなどの多様な資金調達の取組を促進する。(318億円⇒324億円(+1.7%))※この他、4年度第2次補正予算で515億円を計上我が国の文化芸術の創造及び伝承・保存の中核であり、文化観光の拠点である国立文化施設の機能の充実・強化を図る。

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