ファイナンス 2023年3月号 No.688
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ファイナンス 2023 Mar. 31○ AI等の活用を推進する研究データエコシステム構○ 官民地域パートナーシップによる次世代放射光施設(NanoTerasu)の推進○ ポスト「富岳」の次世代計算基盤に向けた先行調査 令和5年度文教及び科学振興費について 56.0%)※ この他、4年度第2次補正予算で15億円(文化部活動を含めると19億円)を計上3-3.大型プロジェクトの推進○宇宙・航空分野の研究開発4.スポーツ関係予算4-1. 運動部活動の地域移行等に向けた環境整備や多様な主体によるスポーツ参画の促進レーザーなどの研究開発を推進し、国産量子コンピュータ次世代機の開発を加速させるとともに、量子技術を活用して社会課題解決や新産業創出等を担う人材の育成を推進する。築事業○次世代X-nics半導体創生拠点形成事業(1,558億円⇒1,560億円(+0.1%))※この他、4年度第2次補正予算で639億円を計上・ H3ロケット等の開発運用コストを半減し、多様な打上げニーズに対応した国際競争力のある次期基幹ロケット(H3ロケット等)の開発・高度化等を着実に推進する。・ アルテミス計画に向けた研究開発等アルテミス計画への参画に伴い、月周回有人拠点(Gateway)への物資・燃料補給、月極域の探査等について研究開発等を進める。また、火星衛星の由来や原始太陽系の形成過程の解明に貢献するための火星衛星探査計画(MMX)等の宇宙科学・探査衛星の開発を着実に推進する。○原子力分野の研究開発(1,470億円⇒1,470億円(▲0.0%))(うち、エネルギー対策特別会計へ繰入1,079億円)※この他、4年度第2次補正予算で163億円を計上(10億円⇒10億円(+5.8%))各分野で構築が進むデータプラットフォーム等と連携し、分野・機関を越えた研究データの共有・利活用を行う中核的基盤を構築することで、AI・データ駆動型の研究開発を促進する。(9億円⇒9億円(同額))※この他、4年度第2次補正予算で11億円を計上省エネ・高性能な半導体集積回路の創生に向けた新たな切り口による研究開発と将来の半導体産業を牽引する人材育成を推進するため、アカデミアにおける中核的な拠点形成を推進する。日本原子力研究開発機構が保有する原子力施設の安全強化とバックエンド対策(廃止措置、廃棄物処理・処分等)や、原子力の基礎基盤研究とそれを支える人材育成を着実に推進する。研究○運動部活動の地域連携・地域移行の推進5年度以降の休日の部活動の段階的な地域移行を進めるため、全国で実証事業を実施し、地域の実情に応じた多様な地域移行の方策や関係者間の連携について実践・検証するとともに、地域移行に資する学校施設改修や中学校における部活動指導員の配置等を支援する。○アスリートの派遣等による体育授業等の充実・高度化(1億円(新規))(22億円⇒30億円(+35.4%))※この他、4年度第2次補正予算で27億円を計上学術・産業ともに高い利用ニーズが見込まれ、我が国の研究力強化と生産性向上に貢献する次世代放射光施設について、官民地域パートナーシップの下、5年度の稼働に向けて整備を着実に推進する。(4億円⇒10億円(+136.9%))スーパーコンピュータ「富岳」の後に続く次世代計算基盤の開発に向けて、関連技術の動向等を踏まえたフィージビリティ・スタディを行い、研究開発課題の抽出、システム概念設計や、求められる機能・性能等について検討を促進する。(15億円⇒25億円(+62.8%))※ 文化部活動を含めると4年度は18億円、5年度は28億円(+

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