ファイナンス 2022年11月号 No.684
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児童・生徒とチャットでやりとり90名以上の生徒と同時に接続児童・生徒とチャットでやりとり90名以上の生徒と同時に接続例1霞が関発オンライン租税教室例1霞が関発オンライン租税教室例2熊本県発税務署若手職員がオンライン租税教室■■■活用型租税教室(対面方式)児童・生徒とチャットでやりとり90名以上の生徒と同時に接続霞が関の周辺を紹介1億円レプリカも披露複数のクラスと同時に開催霞が関の周辺を紹介1億円レプリカも披露例1霞が関発オンライン租税教室例2熊本県発税務署若手職員がオンライン租税教室児童・生徒とチャットでやりとり例3島根県隠岐島発中学校オンライン租税教室例2熊本県発税務署若手職員がオンライン租税教室例4茨城県発新潟県下高校へのオンライン租税教室リモートによる租税教室ではないが、対面型の租税教室において、各生徒のGIGAスクールPCを有効活用した事例も紹介したい。中学校オンライン租税教室例5香川県発中学校での■■■活用型租税教室生徒の■■■端末を活用し、ワークシートを基にグループワークを実施。それぞれの意見を共有し、発表。複数のクラスと同時に開催霞が関の周辺を紹介1億円レプリカも披露回答を電子黒板に表示し発表例3島根県隠岐島発例4茨城県発新潟県下高校へのオンライン租税教室例6広島県発高校でのアクティブラーニング型租税教室(対面方式)複数のクラスと同時に開催中学校オンライン租税教室例4茨城県発新潟県下高校へのオンライン租税教室(対面方式)例3島根県隠岐島発霞が関の周辺を紹介1億円レプリカも披露例2熊本県発税務署若手職員がオンライン租税教室(対面方式)児童の■■■■ス関するアンケ最後にも同ア税に対する意どのように変例7香川県■■■活(対例4校イ 霞ケ関発リモート租税教室(例1)令和3年11月に、国税庁広報広聴室職員が講師となり、全国11の小中学校に向け、リアルタイムでのオンライン租税教室を試行的に開催した。生徒からの質問やクイズには、チャットでやりとりし、税の説明に加え、霞が関や国税庁の説明を入れ、先方からは学校紹介もしてもらうなどして、双方向型、地域交流的な租税教室を指向したものである。実は筆者もこの講師の半分を担当し、オンライン租税教室のメリットを実感として感じたところである。今回、オンラインで繋いだ先には、鹿児島県屋久島、愛知県答志島、長崎複数のクラスと同時に開催県対馬などの離島地域もあったが、遠く離れた地域の子供たちとリアルタイムでやりとりすることは、それだけでも先方の関心を引くものであったし、子供たちの熱心かつ真摯な姿勢は、租税教育の意義を改めて再確認させるものであったと思う。いずれの開催においても、TeamsやWebexなどの電子会議ツールを使ったが、開催前に学校側と通信確認を行い、準備を入念に行ったところで、問題なく実施できたのがほとんどであった。一部、当日にハウリ例5香川県発中学校でのングや画面がフリーズするという事態もあったが、開催当日に、各教育委員会のICT支援員の支援を仰ぐことで、このような事態は回避できた可能性は高かったのではないかと考える。ロ 税務署等からのオンライン租税教室税務署からリモートで、あるいは学校内の別室から校内LANを使って、非対面で租税教室を行う試みも広がってきている(例2、例3)。中には、茨城県下の税務署長が新潟県の高校にオン回答を電子黒板に表示し発表 36 ファイナンス 2022 Nov.ライン租税教室をやったケースなど、県を跨いでの租90名以上の生徒と同時に接続税教室の開催というケースもある(例4)。ハ 対面型の租税教室における工夫高松市の中学校では、例6広島県発高校でのアクティブラーニングアクティブラーニング型租税教室(対面方式)用に作成した教材を生生徒の■■■端末を活用し、徒の各GIGAスクールワークシートを基にグループワークを実施。それぞれの意見を共有し、発表。PCに配付し、各自のPCから回答してもらい、回答を電子黒板に表示し発表、他の生徒の意見も見ながら話し合う、といった方式で進められた(例5)。このようなアクティブラーニング教材と例7香川県発小学校でのICTの活用により、よ■■■活用型租税教室り集中して各生徒が考えていた、という評価があったようである。このような、各生徒の端末を活用したアク児童の■■■■スクール■■に、税にティブラーニング方式関するアンケートを事前布。最後にも同アンケートを実施し、による租税教室は、広税に対する意識が教室開催前後でどのように変わったかを表示。島県の高校でも実施例がある(例6)。

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