ファイナンス 2022年11月号 No.684
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4終わりにドイツの地理学者、リヒトホーフェンは1860年に瀬戸内海に立ち寄り、その美しさを「広い区域に亙る優美な景色で、これ以上のものは世界の何処にもないであらう。将来この地方は、世界で最も魅力のある場所のひとつとして高い評価をかち得、沢山の人を引き寄せるであらう。《中略》かくも長い間保たれて来たこの状態が今後も長く続かんことを私は祈る。」と記したという。ファイナンス 2022 Nov. 31作家が「その場所と共に存在し、呼吸し続けるような物体を作りたいと考えている」という「はじまりの刻」。青い海を見下ろす高台に巨大な卵が立つ姿は壮観で、周囲の木々や芝生の緑とも絶妙にマッチ。三宅之功「はじまりの刻」Photo:Keizo Kioku 小豆島|瀬戸内国際芸術祭2022(setouchi-artfest.jp)瀬戸内海今昔 (主な参考文献)尾崎士郎、「現代語訳 平家物語(下)」、2015年、岩波書店信長記.巻1 - 国立国会図書館デジタルコレクション(ndl.go.jp)牛田牛一著、中川太古訳「現代語訳信長公記」、2013年、株式会社KADOKAWA源平史跡めぐり 源平合戦と須磨寺|大本山 須磨寺(sumadera.or.jp)須磨観光協会 - 句碑・歌碑(suma-kankokyokai.gr.jp)高松市の屋島山上交流拠点施設「やしまーる」、22年8月開業前に絶景単独取材|日経クロステック(xTECH)(nikkei.com)新刊吾妻鏡.巻4-5 - 国立国会図書館デジタルコレクション(ndl.go.jp)【下関春帆楼】日本のふぐ料理公許第一号の老舗ふぐ料理店|全国各地の店舗、下関本店でのご宿泊、ご婚礼、通販サイトをご案内します。(shunpanro.com)世界遺産 文化遺産オンライン(nii.ac.jp)瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会(uminet.jp)森本繁、「毛利元就写真集」、1987年、新人物往来社瀬戸内海国立公園 宮島弥山展望休憩所 - 基本デザイン設計:三分一博志建築設計事務所 設計:広島県土木局営繕課|新建築データ(shinkenchiku.online)2022年8月27日 日本経済新聞朝刊、NIKKEIプラス1第1術科学校:トップページ(mod.go.jp)江田島クラブお土産売店/人気ナンバーワン! 江田島海軍兵学校のカレー 2食入り(xsrv.jp)脚気の発生:農林水産省(maff.go.jp)見てみよう!日本各地の郷土料理:農林水産省(maff.go.jp)2022年6月11日、日本経済新聞、NIKKEIプラス1日本遺産 村上海賊(murakami-kaizoku.com)園尾隆司、「村上水軍 その真実の歴史との経営哲学」2020年、一般社団法人 金融財政事情研究会著者ルイス・フロイス、訳者 松田毅一、川﨑桃太、松田陽三、「完訳フロイス日本史(3)安土城と本能寺の変」、2020年、中央公論新社瀬戸の夕凪が包む国内随一の近世港町|日本遺産ポータルサイト(bunka.go.jp)鞆の浦(とものうら) - 福山市ホームページ(city.fukuyama.hiroshima.jp)「ビギナーズ・クラシックス日本の古典 万葉集」、2002年、角川書店編企画展「赤穂事件と忠臣蔵 事件はどう語りつがれてきたか」 墨田区公式ウェブサイト(sumida.lg.jp)仮名手本忠臣蔵|歌舞伎演目案内 - Kabuki Play Guide -日本の塩|一般社団法人日本塩工業会(sio.or.jp)「環境省「せとうちネット」<3.瀬戸内海の歴史と文化[せとうちネット](env.go.jp)>」【公式】大山■神社|大三島宮(oomishimagu.jp)今治市伊東豊雄建築ミュージアム(tima-imabari.jp)伊東豊雄、「日本語の建築 空間にひらがなの流動感を生む」、2016年、株式会社PHP研究所伊東豊雄、「『建築』で日本を変える」、2016年、集英社亀老山展望台|SETOUCHI ARCHI-TOURISM(setouchi-architourism.com)亀老山展望台|隈研吾建築都市設計事務所(kkaa.co.jp)公益社団法人 今治地方観光協会 –  瀬戸内しまなみ海道 おいでや!いまばり(oideya.gr.jp)JB本四高速 −本州四国連絡高速道路株式会社−(jb-honshi.co.jp)特集:本州四国連絡橋 座談会(kajima.co.jp)『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」|日本遺産ポータルサイト(bunka.go.jp)建築界の最高栄誉といわれる「プリツカー賞」授賞の坂茂氏による建築 座禅リトリート&レストラン『禅坊 靖寧』 淡路島に今春オープン! 〜都会を離れた大自然の中で、優しい食事とマインドフルネス体験を提供〜|株式会社パソナグループのプレスリリース(prtimes.jp)「新建築 2022年6月号」、2022年、株式会社新建築社「Brutus Casa特別編集 SETOUCHI CITY GUIDE」、2019、マガジンハウスムック瀬戸内国際芸術祭2022(setouchi-artfest.jp)コシノジュンコさん「瀬戸芸」3作目をお披露目 対極の美を表現 香川・土庄町|KSBニュース|KSB瀬戸内海放送瀬戸内国際芸術祭2022/「命」テーマ 巨大な卵 土庄・屋形崎夕陽の丘 住民「地域の目玉に」|ニュース|COOL KAGAWA|四国新聞社が提供する香川の観光情報サイトかどや製油 - 小豆島物語(npnp.jp)小豆島観光協会【公式】(shodoshima.or.jp)うな小豆島製品はかどやのごま油。ごま油のシェアナンバー1の「かどや製油」は、安政5年(1858年)に小豆島で創業。豊島からの船が小豆島の土庄港に着くとごま油の香りが漂う。古来、我が国の政治・経済・社会・文化のいろいろな分野にわたって、いつも先進的な歩みを進めてきた瀬戸内海、その陰では今日も多くの人たちの往来の安全への尽力。古代から人々の行き交う瀬戸内海。これからも永く、魅力的で、国内外の多くの人々を惹き付け続けることを願うばかりである。

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