ファイナンス 2022年6月号 No.679
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税関における知的財産侵害物品の差止めは、2年連続で2万8,000件クッション(著作権)シールでロゴが隠されていた例エアロゾル生成装置のカートリッジ(特許権)ゲーム機用操作器(意匠権)衣類(商標権)特集 2 ファイナンス 2022 Jun.を超え、高い水準が続いている。そんな中で改正商標法及び意匠法により、海外の事業者が郵送等によって模倣品を日本国内に持ち込む行為は、商標権及び意匠権の侵害行為となることが明確化された。税関でこれに対応した取締りを行うため関税法が改正されたところ、今回の特集では知的財産侵害物品の差止状況と取締りの強化について紹介する。取材・文 向山勇差し止めた知財侵害物品の例改正商標法及び意匠法に対応し関税法を改正税関における知的財産侵害物品の差止状況と取締りの強化

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