ファイナンス 2022年5月号 No.678
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財務省広報誌「ファイナンス」トップページ「財務省広報室内ファイナンス編集部」あてにお送りください。 e-mail:■nance@mof.go.jp財務省ホームページ https://www.mof.go.jp ⇨財務省ツイッター公式アカウント @MOF_Japan ⇨https://www.mof.go.jp/public_relations/■nance/ ⇨5月号(通巻第678号)令和4年5月24日発行定価509円(本体463円+税10%)編集・発行編集補助・印刷・販売ISBN978-4-86579-314-7●ご購入は政府刊行物センター、大手書店等でお求めください。●記事はホームページでもご覧いただけます。(一部ご覧いただけない内容があります) ●本誌へのご意見・ご要望は 〒100-8940 東京都千代田区霞が関3-1-1 財務省日経印刷株式会社〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-503-6758-1011 82 ファイナンス 2022 May.今月も「ファイナンス」をご覧頂き、ありがとうございます。いまから10年余り前。当時、私はニューヨークにいましたが、ウォールストリートにある大手証券会社が破綻し、留学先の大学院では先の見えない世界経済の話題でもちきりでした。しかし、世界のリーダーや英知が米国に集まり、世界経済の危機に立ち向かう勇姿が報道され、危機の中にも一筋の希望を感じたのをいまでも覚えています。先月、IMF世銀春会合に出席する大臣の随行のため滞在したワシントンDCでは、ウクライナの要人を乗せた車列が市内を走り抜けるたびに、街中を歩く人々が声援を送る姿が印象的でしたが、2008年に感じた希望とはなにか違う、表しようのない不安が心残りとなりました。コロナ、地球温暖化、食糧危機に難民問題。人類が団結して解決しなければならない問題がただでさえたくさんあるというのに、戦争などしてる場合ではない。DCからの帰途、国境線のない大地を機内から眺めながら、改めてそう感じました。(財務省広報室長 伊藤 拓)編集後記編集後記

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