ファイナンス 2022年3月号 No.676
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(7) 女性に対する暴力対策の強化 (内閣府男女共同参画局)性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターにおける相談員の処遇改善や24時間365日対応化を促進すること等により、ワンストップ支援センターの機能強化や運営の安定化を図るとともに、配偶者暴力(DV)被害者等を支援する民間シェルター等が官民連携の下で行う先進的な取組に関するパイロット事業等の実施に必要な経費として、9億円を計上している。3.デジタル庁予算デジタル庁の4年度予算は、4,720億円を計上している。うち、情報システム関係予算の一括計上は4,601億円となっている*7。国の情報システムを(1)デジタル庁システム(2)デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システム*7) デジタル庁予算について、デジタル係が担当するのはデジタル庁が自ら執行する予算であり、他省庁に移し替えて執行される予算は、それぞれの省庁の担当係が査定を行う。(3)各府省システムに分類の上、3年度予算は(1)デジタル庁システム、(2)デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システム等を一括計上していたが、4年度予算は(3)各府省システムまで一括計上の対象を拡大した。デジタル庁予算の主な項目は以下のとおりである。(1)情報システム関係予算(一括計上)ガバメントクラウドの整備、マイナポータルの利便性向上、マイナンバーカード機能(電子証明書)のスマートフォン搭載等を推進する経費として、4年度予算において、4,601億円を計上している。(2)デジタル庁の運営に関する経費デジタル庁人件費のほか、コンプライアンス確保、情報システム調達に係る制度・体制・手法等の検討・調査を実施する経費等として、77億円を計上している。資料3:令和4年度デジタル庁予算のポイント(概要)○デジタル庁の令和4年度当初予算は、4,720億円を計上。○情報システム関係予算の一括計上は、4,601億円。①デジタル庁システム(デジタル庁が整備・運用)②デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システム(デジタル庁と各府省が共同で整備・運用)③各府省システム(各府省で整備・運用)のうち、令和3年度当初予算は①デジタル庁システム、②デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システム等を一括計上。令和4年度当初予算は③各府省システムまで一括計上の対象を拡大。○運営等経費は、120億円。具体的には、デジタル庁の運営に関する経費77億円、政策(マイナンバー制度の推進等)に関する経費42億円を計上。令和4年度デジタル庁予算のポイント(概要)所管令和3年度令和4年度増▲減額デジタル庁3,096【834】4,720【1,109】+1,624【+275】一括計上対象経費3,030【768】4,601【990】+1,571【+222】R3一括計上対象分3,030【768】3,269【990】+240【+222】R4一括計上拡大分-1,331【-】+1,331【-】運営等経費67【67】120【120】+53【+53】※令和3年度予算額は、令和4年度予算額との比較対照のため、組替えをしてある。【】は、うちデジタル係担当分。(単位:億円) ファイナンス 2022 Mar.5令和4年度予算特集:2令和4年度 内閣・内閣本府等、デジタル庁、復興庁及び外交関係予算について特 集

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