ファイナンス 2022年1月号 No.674
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車座対話終了後、鈴木大臣は糸魚川市駅北広場「キターレ」を訪問し、平成28年12月22日に発生した大火からの復興の様子が紹介された展示などを視察した。大火からの復興の様子について米田徹糸魚川市長(右)から説明を受ける鈴木大臣大火のパネル展示を見学する鈴木大臣糸魚川市駅北大火から約3年が経過した令和2年4月、大火の記録を伝承しながら、新たな暮らしをつくる空間として糸魚川市駅北広場「キターレ」がオープンした。「キターレ」は各種打合せや催し等に利用されるとともに、エントランスには、大火で使われた消防資機材や被災した人の写真アルバム等の生活品などが展示されており、見学が可能。また、キッチンも併設され、飲食店を始めたい人がスタートアップの場として活用したり、仲間同士のパーティなどの場として活用されている。屋外には各種イベントやマルシェで利用できる広場がある。さらに、災害発生時には、屋内と合わせて一時的な避難場所となり、緊急車両の乗り入れも可能となっている。地下には災害に対応するための防火水槽が設置されている。糸魚川市駅北広場「キターレ」を訪問災害に強い安心・安全な暮らしの再生へ大火から復興した地域の取組を視察糸魚川市駅北広場「キターレ」とは?大火の記録を伝承しながら、新たな暮らしをつくる空間エントランスの展示では大火からの復興への歩みを知ることができる。大火の消火活動で活躍した消防ポンプも展示されている。 ファイナンス 2022 Jan.12鈴木大臣が訪問車座対話in糸魚川を開催特集

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