ファイナンス 2021年10月号 No.671
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1992年に国際交流室を設置し 2015年には国際交流課に組織変更財務省財務総合政策研究所(財務総研)は、財務省のシンクタンクとして、財政経済に関する基礎的、総合的な調査・研究のほか、財政史の編纂、財務省の業務統計の収集・整理、図書館の運営、統計調査の実施、職員の研修等の業務を行っている。また、国際協力に関する業務を充実させるため、1992年7月に国際交流室が設置された。その後、同室は2015年5月の機構改正により国際交流課に名称変更し、開発途上国に対する知的支援や海外の研究機関との研究交流等を進めている。知的支援では、財政・税制・政策金融等の分野での改革を支援するための研修員受入れや専門家派遣等を行い、研究交流では共同ワークショップの開催や日本の財政・経済を研究する研究者の受入れ等を行っている。こうした国際協力活動を通じて、財務総研は開発途上国経済の更なる発展への貢献を目指している。財務総研の国際交流活動財務総研の役割研究知的支援国際交流技術協力資料情報・調査統計研究交流研修国際交流活動財務総研のウエブサイト(https://www.mof.go.jp/pri/)では、最新の国際交流の情報を紹介している開発途上国に対する「知的支援」と 海外の研究機関との研究交流等を推進財務総合政策研究所の国際交流 ファイナンス 2021 Oct.3知的支援や研究交流を推進財務総合政策研究所の「国際協力2021」特集

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