ファイナンス 2021年10月号 No.671
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中国の研究機関との研究交流中国の代表的研究機関と 研究交流を実施中国における代表的な研究機関である中国財政部財政科学研究院(Chinese Academy of Fiscal Sciences:CAFS)、国務院発展研究センター(Development Research Center of the State Council:DRC)、中国社会科学院(Chinese Academy of Social Sciences:CASS)、中国国際経済交流センター(China Center for Interna­tional Economic Exchanges:CCIEE)等との間で、研究交流を行っている。また、中国国務院発展研究センター(DRC)とは2018年以降、日中両国に共通する課題となっている「人口構成の変化のマクロ経済的帰結と財政の持続性」をテーマに掲げ共同研究を行っている。2021年6月11日には、オンラインで今後の共同研究のあり方や両国の経済情勢等について意見交換を行った。インドワークショップインド経済の現状と政策に 対する認識を深めるのが目的今後のインドの潜在的な成長の可能性に鑑み、財務省においてインド経済の現状と政策に対する認識を深めていくことを主眼として、2011年度よりインドワークショップを開催している。2021年2月9日には、2020年度の第2回が開催された。インド国際経済関係研究所所長のDr.Rajat Kathuria氏が「The Digital Economy」をテーマに、インド国際経済関係研究所教授Dr.Nisha Taneja氏および同シニアコンサルタントMs.Sanjana Joshi氏が「India and RCEP Agreement」をテーマに発表を行った。2019年に中国の主要シンクタンクであるCAFSと開催した 「日中財政シンクタンクフォーラム」の様子2018年からDRCと、「人口構成の変化のマクロ経済的帰結と財政の持続性」について共同研究を行っており、2020年には今後の共同研究のあり方や両国の直近の経済情勢等についての意見交換をオンラインで行った2021年2月に行われたインドワークショップの様子2021年2月に行われたインドワークショップの資料共同ワークショップの開催や 研究者の受入れ等を実施海外の研究機関との研究交流 ファイナンス 2021 Oct.9知的支援や研究交流を推進財務総合政策研究所の「国際協力2021」特集

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