ファイナンス 2021年9月号 No.670
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T01先端技術の積極的な導入・利活用事後調査したほうがいいかもリスト申告間違ってるかもリスト‣ビックデータ解析…各種業務支援モデルの作成を開始‣RPAの活用…100以上の定型業務をRPA化使命を果たし、幸せな未来を守るため、引続き取り組んで参ります。Auto‣AIによるX線画像審査支援…支援に向けた準備「安全・安心な社会の実現」「適正かつ公平な関税等の徴収」「貿易円滑化の推進」業務の高度化・効率化で、より一層、税関の使命を果たします税関の三つの使命学習RPA化効果的・効率的な取締り等の実現に繋がります効果的・効率的な取締り等の実現に繋がります検査したほうがいいかもリスト02検討体制の整備及び人材の育成・確保‣職員研修‣有識者との意見交換‣最先端技術の情報収集世界最先端の税関を目指します※RPA(Automation)(先端技術の活用と人材育成)財務省関税局では、「貿易の健全な発展と安全な社会、そして豊かな未来を実現するために世界最先端の税関を目指す」ことを目的とした「スマート税関構想2020」を2020年6月に公表した。約1年が経過し、進捗状況はどうなっているかをレポートした。取材・文 向山 勇公表から約1年が経過「スマート税関構想2020」進捗状況特集令和3年6月24日に公表した 「スマート税関構想2020」の進捗状況EPAのメリットなど紹介したパンフレットS01税関手続の一層のデジタル化ultiple-MAスマート税関構想の進捗02相談対応の利便性の更なる向上01関係機関・事業者との更なる連携‣電子申告ゲートの増配備…7大空港(58台)に拡大‣納税のキャッシュレス化…関税法改正‣税関チャットボット…2021年2月リリーススマート税関構想2020を公表してから、約1年が経ちました。本構想に関する取組のうち、この1年で進捗があったものをいくつか紹介いたします。R01災害等非常時に強いシステムの検討02海岸線等の監視取締りにおける先端技術の活用‣先端技術を活用した情報収集の検討‣事業者・関係業界団体とのパートナーシップ強化‣事前電子情報の更なる入手に向けた働きかけ‣AEO制度の利用拡大に向けた取組の推進‣危機管理AI…トライアルを開始‣テレワーク…環境を一部整備‣ドローン…活用可能性の検討貿易円滑化が一層進展されますより安全・安心な社会の実現に繋がります24時間365日、スマホ等で相談できます帰国時、税関にて関税等を現金以外で納付できるようになります入国時の税関手続による待ち時間が解消されます災害等非常時でも税関業務への影響を最小限にとどめます‣EPA利用者支援…説明会の開催、支援コンテンツの充実制度の利用が促進されるように支援を行いますSMART令和3年6月24日(利便性の向上)(パートナーシップ強化)(しなやかで頼もしい税関へ)2 ファイナンス 2021 Sep.

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