ファイナンス 2020年8月号 No.657
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各地の話題【人と海と酒と】宮古島といえば「博愛」「碧い海」「泡盛で『おとーり』」と、この3つを外しては語れません。「博愛」は、明治時代、宮古島沿岸で台風で難破したドイツの商船を発見した島民達が沿岸で一晩中かがり火を焚いて励まし、翌朝、暴風雨の中危険を顧みずに救出した史実にちなんでいます。「碧い海」は先に紹介したとおりですね。「泡盛で『おとーり』」は・・・おっと、ここで説明するのはもったいないのでぜひ宮古島にいらして地元のお酒「泡盛」で体験していただきたいと思います。5おわりに風光明媚、魅力的な特産品や伝統行事の数々、そして博愛の心を持つ宮古諸島の人々。島の言葉はもはや外国語、でもなぜか楽しい宮古方言(みゃーくふつ)。たまに来る台風とちょっと強い日差しが玉にきず。県外から転勤でいらした某先輩が、そのあまりにもまぶしい日差し、どこまでも碧い海、輝く白い砂浜、涼やかな潮風に、ただ立ち尽くし、「俺は今まで何をしていたんだろう・・・。」と、ぼそっとつぶやいたとかいないとか。さあ、あなたもぜひ、「感動をその手に」「んみゃ~ち、みゃ~くんかい」(いらっしゃい、宮古へ)〔写真提供〕宮古島市観光商工部観光商工課ほか ファイナンス 2020 Aug.83連載各地の話題

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